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<パラグライダー旅>東京から日帰り旅! 宇都宮上空から関東平野を眺めよう

宇都宮は自分がいつも飛んでいるエリア(茨城)から近いし、個人的な縁もあるし、いずれ飛びに行きたいと思っていたパラグライダーエリア。自分が引っ越して行きやすくなったのもあり、この冬に何度かビジターフライトしきました。

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アクセスは高速道路でも、電車+レンタカーでも

最寄ローカル駅からの送迎もあるものの、エリア周辺の探索を考えると圧倒的に車がおすすめ(パラグライダーエリアは田舎が多いので車がよい!)。高速道路の鹿沼ICから20分程度、または宇都宮市街地から30分程度と、車があれば便利な立地です。都内からは自家用車、または宇都宮駅まで電車で行って駅周辺でレンタカーを借りるとよいでしょう。

このエリアはスクールが2つ並んでてちょっとややこしい。どちらも道沿いに駐車場があり、ちょっと引っ込んだところにクラブハウスの建物(受付)、その奥にランディング(着陸場)があって、外観からは見分けをつけにくい。行く前にスクール名を確認しておこう。

標高480mのテイクオフまで、座って楽ちん移動

このエリアは「モノラック」という山岳モノレールのような乗り物があります。クラブハウス前から山の麓までは軽トラックに、麓から山頂まではモノラックに乗って、テイクオフまでの所要時間は合計20〜30分程度。座っていれば到着するので楽ちん。個人的には楽すぎて「飛ぶぞ!」というモードに入らないような気もしますが、利便性は抜群です。

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テイクオフは板敷きのランチャー台(急斜面)。走れる距離が短いので、さっそうと手際よくテイクオフしたいところ。

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上昇気流を捕まえて、関東平野を一望

テイクオフとランディングの高度差が200m程度しかないので、ぶっ飛ぶ(ただ飛んで降りる)と3分程度で終わってしまいます。いくらアクセス至便・利便性抜群でも、ここまで来て3分でフライトが終わってしまうのは悔しいので、ぜひサーマル(上昇気流)を捕まえてのんびりフライトしたいですね。

関東平野の北端・宇都宮上空からは、関東平野を一望できます。冬は空気が澄んでいて見晴らしがよく、日光連山がくっきり。富士山が見えることも。

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芝生でふかふかの斜面にランディング

ランディング(着陸場)は、ふかふかの芝生。テイクオフしてすぐ眼下に広がるので、見失う危険性はゼロ。傾斜している地形なので降りたい場所ぴったりに着地するのは難しいかもしれませんが、しっかり高度処理すればランディング自体は難しくないでしょう。

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フライト後のおたのしみ:観光とグルメ!

フライト後、時間と元気があったらエリア近所にある大谷資料館へGO。ドラマ撮影や音楽PVによく使われている大谷石(おおやいし)採掘場跡が一般公開されています。前提知識ゼロでも巨大な地下空間(広さが2万平方メートル)は大迫力、足を運んでみる価値あり。

1日遊んだら、帰路に着く前に腹ごしらえしましょう。ここは宇都宮。宇都宮の食べ物といえば餃子。パラグライダーエリアや大谷資料館から宇都宮駅へと向かう道沿いや駅周辺の繁華街に、餃子専門店がたくさんあるので、好きなところでお腹を満たして帰りましょう。車で行くなら、幸楽正嗣あたりが便利。

東京に住んでると宇都宮はなんだか遠く彼方のような気がしますが、来てみると電車でも車でも意外とアクセスしやすくて、日帰り旅行にちょうどよい距離感です。

今回お邪魔したのは、アカイワパラグライダースクール…でしたが、こちちは閉業しちゃったので今後はスカイパーク宇都宮にお邪魔しましょう。


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