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引っ越しをして生活の質は上がったけど怖くもなった

ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ってます。

やっと先日、引っ越しも終わってホッと一息。
日曜日を丸1日使って、段ボールのものなどを整理することができました。

そしてやっと自分1人の部屋ができ、ちゃんとした仕事スペースを確保できたのでかなり嬉しいです。

しかも今回の家は前回の家より1.5倍くらい広くなってしまったので、収納スペースがたくさんあります。

引っ越しという唯一とも言える断捨離できる機会があったのにも関わらず、ほとんどそっくりそのまま荷物を移動してしまいました。
それでもまだなお、新居には収納できるスペースがあるという。

怖。

何が怖いってこれ以上ものが増えるのが怖いんです・・・

ミニマリストとまではいかなくても、シンプルに生きたいと思っています。
基本的にはノートパソコンと数着の服があれば他はあんまりいらないはずなんですよ。

それにもかかわらず気がつけばたくさんのモノに囲まれてます。
そしてまだ欲しいなぁと思っているものもあるという。
なんと欲深い人間の性なのか。

ダウンサイジングの難しさ

おそらくこの家の大きさに慣れてしまったら、万が一でも次の家が小さいと、かなり生活満足度は下がってしまうのかなぁとビビっております。

例えばレイオフがあったりとか夫婦のどちらかが働けなくなった場合とか。

僕は住まいはずっと賃貸派でいいという派です。その理由として、賃貸はその時の生活にあった部屋に住めることです。

「何らかの理由で収入が少なければダウンサイジングして家賃を減らせばいい」って考えてました。
でも、ここから小さい部屋に住むのって結構心理的ハードルが高いかもしれないと今更ながら感じています。


カナダに来た時は夫婦2つずつのスーツケースだけを抱え、家具もランドリーも無い小さな部屋から始まりました。

しかし、6年も経つとモノで溢れかえるようになってしまいました。
特に引っ越しは望んでいないのに、引っ越しをせざるをえなくなり、気がつけば順調に住まいはアップグレードしていってます。

ありがたい事なんですが、この生活を維持するために、そこそこいい給料のところで働かないといけなくなってしまっています。

昔は簡単にリスクをとれました。
なんたってなにも持ってませんでしたから。
年齢も若い。
お金もそもそもそんなに持ってない。
失うものがほとんどなかったので、リスクをたくさんとれました。

でも月日を重ねていくと、意識せずとも少しづついろいろなものがくっついて。
気づいた時にはもうリスクを取りたくなくなってしまいます。

少しいい家に住んだり、少しいい物を買ったり。

自分の生活を良くすれば、QOL、クオリティオブライフは上がります。
しかし同時にリスクを取れなくなり、現状維持バイアスが働いてしまいます。

「現状維持は後退」と誰かが言っていましたが、同じところで足踏みしていると知らない間に後退している可能性があります。

そうなると生活をアップグレードしていくことは本当に正しいのかという疑問が生まれます。
しかし、いつまでも質素な生活を我慢しながら送るってのも違う気もするし。

生活をアップグレードしたい気持ちと、生活を上げるともう下げれなくなる恐怖の間でいつも揺れ動いています。

というわけで

ちなみに断捨離できないことをオランダ人の同僚に伝えると、彼がコンマリこと近藤麻理恵さんを勧めてきました。
どうして知ってるのか聞くと、オランダでも人気があるらしい。
さすが世界のコンマリだなと関心してしまいました。
日本で売れるよりも世界を相手にした方が間違いなくビッグになれるので世界進出のいい成功例だなと。


ということを引っ越しして1日目に、やっと自分の部屋ができたので一人でそんなことをいろいろ考えてました。

家賃のことを考えると頭が痛くなりますが、もうどうしようもないので考えないようにします。

逆にこの家賃を余裕で払えるくらいもっと稼ぐぞ、ってのをバネに仕事を頑張ればいいかとも思うようにします。

みなさんは最近生活の質を上げるような買い物はしたでしょうか?

ではでは。


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