介護留学生に、日本が補助金を拡充
2024年度から厚労省は外国人留学生を受け入れる介護施設に最大約170万円まで助成することにしたようです。
これは「一人の留学生に対して」という意味なのか?
厚労省のホームページを見てみましたが、現時点では該当箇所を見つけられませんでした。
これから日本の介護人材が不足する事は明らかですので、170万円という金額が高いか安いか私にはよくわかりません。
しかし、今までも日本は介護だけでなく看護の領域でも留学生を受け入れてきました(国が推進して)。
しかし、看護師についてはうまくいかなかった例が多かったように思います。
日本で実習・勉強をして日本国内の看護師試験に受かった外国人が日本の病院に長く勤務することなく母国へ帰国してしまうパターンがありました。
その時、日本国からの補助がどのくらいあったのかわかりませんが、その留学生を抱えた病院自体の負担(指導する職員の確保、生活全般の金銭的負担など)がかなり大きかったようです。
そして、試験に合格して「よし、看護師が増えた!」と思ったら、自国へ帰国しいなくなってしまう・・
国が推進する政策って、「困っている人があまり救われず、裏で得をしている人がいる」パターンが大きい気がしてしまうのは、私だけでしょうか??
超高齢社会となっている日本で、今後さらに高齢化が進みますので介護問題は国にとってとても重要な案件です。
しかし、政治家・高級官僚にとっては自分事とは思えない事でしょうから(高級介護施設に入れば良いor個人で介護者を雇えばよいと思っている)、抜本的な政策はあまり期待できない気がします😢