「当たり前は、当たり前じゃない」と、またアイドルに気づかされた
タイトルを見て
ハロープロジェクトという
卒業と加入を繰り返すシステムに
慣れてしまったみなさんは
こいつは何を今更。
と思われたかもしれませんね。
でも、私はまたアイドルに
当たり前に続くと思っていた日々は、
当たり前じゃないんだと
気づかされてしまったんですよ。
ハロプロの話でなくて恐縮ですが、
2020年6月30日、2人のアイドルが
グループを離れました。
祭nine.の
清水天規（しみず たかのり）くんと
二丁目の魁カミングアウトの
白鳥白鳥（しらとり はくちょう）さん。
どちらのグループも
ハロプロのようにとはいかないけれど、
新曲が出たら見るくらいには好きでした。
もともとは友人が好きで、
リリイベに付いていったら楽しくて
意識して見るようになった人たちです。
2グループとも卒加入を
想定していないグループ（※1）で、
それ故に予想していなかった別れがツラい。
モーニング娘。やアンジュルムを応援するときは
いつかを心のどこかで想定していますが、
固定メンバーだとそんな心構えも忘れて
永遠を望んでしまうんですよねぇ。
とはいえ私は
ラッキーだったなと思ってもいて。
なぜかというと、
ある種の完成形を見られたと
感じているからです。
もちろん脱退したことは
悲しいし切ないのですが、
祭nine.はオリジナルメンバー7人の
リリイベを見ることができたし、
二丁目の魁カミングアウトは4人の絆（※2）を
ちゃんと生で見ることができた。
アイドルは結成時から応援していない限り
もっと早く見つけたかったという後悔は
一生ついて周りますが、
そんな中でもいいタイミングで出会えたなあと
自分自身すごく納得しています。
これは常々感じているのですが、
どんなコンテンツもそのときの
自分に刺さらなければハマらないんですよね。
そのうえで、
私が通ってきたジャンルを振り返ってみると
もっと早く見つけたかったはあれど、
手遅れだったことはないように思い、
奇跡みたいなバランスで
生きているのだなあと実感しました。
「当たり前は、当たり前じゃない」と
また気づかせてもらったところで、
これからもハマるタイミングは逃さないように
過ごせていけたらと思います。
脱退したメンバーに、
これからもグループを引っ張っていくメンバーに、
大きな幸せが待っていますように。
※1 二丁目の魁カミングアウトは2017年の白鳥白鳥さん加入以降、4人の絆がとても強く、ずっとこのメンバーで続けていくんだろうなあと友人からの話で自己解釈しておりました。
※2 今回は白鳥白鳥さんのみ取りあげておりますが、2019/12/12に体調不良のため、きまるモッコリさんも脱退しております。よって現時点でのメンバーは2人です。
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