島に伝わる「カニに頭を触ってもらう」儀式
先日、とても興味深い記事を見つけた。
奄美には、生後七日目に初めて戸外に出して祝う
「イジャシハジメ」という儀礼があったそうだ。
その儀礼の過程のひとつにカニが登場するのだ。
以下引用↓
「家の庭にムシロを敷き,祖母あるいは伯母(叔母)が乳児を抱いて座り,指先ほどの小さなカニを乳児の額に這わせます。(写真②)
カニは,川の清流地あるいは海岸で捕獲して準備しておきます。カニのように早く這うようにとか,子宝に恵まれるように(子孫繁栄)などの願いがあると言われています。」
奄美博物館facebookページ
https://www.facebook.com/286282591777656/posts/1077146312691276/
なんと!赤子のおでこにカニを這わせるというのだ。
すごくよさそうだ。
わたしも、やってもらいたかった。
わたしは、赤子時代から
かれこれ40年以上も経ってしまったが、、、
今からでも遅くないはずだ!!
そうと決まれば、早速、
その日に家で保護したカニを
オットに頼んで額にくっつけてもらった。
↑わたしのおでこに這わせたカニ。
ラッキーなことに縁起のいい子持ちカニだ!
カニに頭を触れられると
なんとなく清められたような気がした。
カニのハサミがいらないものを
断ち切ってくれる気がするのだ。
子孫も繁栄してしまうかもしれないし、
スパイダーマンのように、
はやく這えるようになってしまうかもしれない。
とにかく、
気分が冴えない時などは、
カニをおでこに這わせるのはとてもいいと思った。
そして、今朝、
びっくりすることがあったのである。
カニの方から
わたしの頭に触れに来てくれたのだ。
朝6時前、
寝ているわたしの頭の縁を
カニが歩いているのである。
びっくりして起きたので
カニもびっくりして布団からでてしまったが、
とても機敏で愛嬌のあるカニであった。
↑頭を触りに来てくれたカニ。
まさか、
カニの方からわたしの頭を触りにきてくれるとは、
なんとも縁起がいい。
これからの人生、
すてきな道が拓けていきそうな予感がする。
カニサマ、カニガトウ。
わたしは、そのすてきな道を
機敏に横歩きでゆかいに進みゆくのだ。
さあ、歩きだそう!
新月も明けたばかり、
新しいはじまりの第一歩。
きょうは梅雨の晴れ間、
深く澄んだ青空にくっきりと白い雲たちの踊る
ひかりが美しい日であった。
あおきさとみ
カニ宇宙 https://kani-uchu.webnode.jp/