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初めて描いた回文カニT「良いカニは二階よ!」

中学時代から、毎年欠かさず
誕生日プレゼントを贈り合っている幼馴染みがいる。

わたしがカニに熱狂しているのと同じように、
数年前から彼女は回文に熱狂している。

おそらく彼女の頭の中は
回文仕様になっていて
日常的に回文が生まれている。

毎年新年に会うと、
何種類かの干支回文とお菓子のセットをいただく。

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↑幼馴染み作、2020年干支回文。

回文とイラストがセットになっていて
なんともシュールな味がある。

わたしがオットとやっている
音楽ユニット「ふやよみ」のライブの日には、
「ふやよみの回文」をいただいた。

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浮かんでくるシュールな映像と、
スポーツ新聞の見出しのような語り口が相まって、
なんともツボだ。

そんな彼女の誕生日が近づいている。

今年は、やはり、回文カニTを描くしかないだろう。
そう、心に決めてから、カニ回文を考えはじめた。
それがなかなか難しい。

「カニ、さあ良いよ!朝にか?!」
「ゆかいなカニか、ない粥」
「良いカニは、ウハ!這うは二階よ!」
「カニ、好き好きスニーカー」

スニーカー好きのカニもいいかと思ったが、
やはりシンプルに行くことにした。

最終的に出来上がったのが、
「良いカニは二階よ!」である。

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このカニは、二階を指差しているのだ。
二階には一体どんな、良いカニがいるのだろうか、
想像がふくらむ。

なかなか気に入った!

彼女に喜んでもらえるとうれしいなあ。

それにしても、
四十路になっても
カニだとか回文だとか
意味のわからないものに熱狂するところが
幼馴染みだけあって
気の合うところなのだろう。

このまま五十路、六十路、、、と
歳をとっておばあちゃんになっても
意味のわからないゆかいなことに
熱狂して人生を楽しんでいたいものである。

さて、実はまだ、
幼馴染みに送っていないので、
回文カニTのことは、
6月初めの誕生日まで、
まだ秘密にしておいてもらいたい。

よろしく頼むカニ。

あおきさとみ
カニ宇宙 https://kani-uchu.webnode.jp/


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