ときには佐野史郎のように ――2024年3月20日

朝のテレビで佐野史郎さんが出てたのでちょっと見た。今までそんなに気になる俳優さんというわけではなかったのだが、爆笑問題の日曜サンデーにゲスト出演した回を聞いたとき佐野史郎感が変わったので今日朝佐野史郎をしたのだ。

日曜サンデーでは冬彦さんのことを「彼には彼の言い分があるし」と言ってたのがなぜだかすごくビッときた。冬彦さんが登場するドラマの題名も知らないけどめっちゃ強烈なイメージがいつの間にか刷り込まれていて、佐野史郎さんについてもあんまりよく知らないから 佐野史郎=冬彦さん 的な思考になっていた。そんなところへ「彼」という客観的な視点が持ち込まれたから、「あれ?」という。「そっか役か」、みたいな。

それに確かに彼には彼の言い分がある。マザコン変態の超キモ野郎というという聞き齧った見齧ったイメージだけでカテゴライズしてたな~。他の人に対してもそういうやつをやっちゃうときすげーありそうって思った。

で、今朝のテレビでは闘病のことをちょろっとやってた。かなり大病だったにもかかわらず、あんまり不安はなかったというようなことを言ってたのがすごい。僕は病気でもないのに病気だと思いこんで具合が悪くなるくらいなので、ガチの大病のときはどうなっちゃうんだろうと不安に思って、また具合悪輪廻だ。大病の患者である自身を「そういう役」だと思って治療に専念できるってすごい。


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