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楽譜をもらう

この間、ライブで気になる曲があったのでピアニストさんに曲名を尋ねたら、これですよ、と楽譜をくださった。

何て嬉しいことでしょう!印刷された譜面で、探せば出版元もわかると思うけど、ささっと下さったのが意外でした。


前にも素敵なヴォーカリストさんやボサノヴァシンガーさんに素敵だなあと思った譜面を頂いたりしたことが何度もある。貸したCDの中の一曲を採譜して演奏してくれた贔屓のギタリストさんも。

ありがたいことです。


こんなこともあった。

フレッド・ハーシュのある曲が弾きたくて、ハーシュに詳しいピアニストさんに尋ねたら、ハーシュのサイトに載っていた譜面の写メを送ってくれました。で、自分で弾きやすいように手書きで譜面書き直し、譜面のコピーを持っていってセッションでやったら、そのセッションホストのプロミュージシャンが貰っていい?と。

勿論差し上げました。


さて、しばらくしてこのミュージシャンの方がCDを出したのでレコ発に行きました。ふと見るとステージの譜面台には見覚えのある自分の書いた譜面(のコピー)が。。勿論その曲、CDにも収録されてるんだけど、ってことは、どアマチュアの自分の書いた怪しい譜面でレコーディングしちゃった、ということ?

そりゃ、さしあげたものは自由に使っていただいていいんだけど、プロのプライドって…

ちょっとこのミュージシャンの演奏はもう聴かなくていいかなあ、と思ってしまった。


さて、件のピアニストひろ子さんから頂いた譜面、ざっと練習して、音源と合わせて弾いてみようとしたら、なんと、音源は半音低かった。

あわてて自分用に書き直し。繰り返し聴いて音をとる。

譜面をチェックしながら繰り返し聴いていると、だんだん曲がみえてくる気がする。

昨日レッスンに持って行ったら、この音源を聴いた先生が楽譜にかかれていないことに気付いて教えてくれた。曲の本当の姿は、つくった本人の演奏からわかるのだな。

一つの曲をいろいろな人の演奏で聴く、ということもレッスンで覚えたこと。

これもいい音源!好きだなあ、、


繰り返し聴く、この作業こそが大事なんだな。


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