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How to 就職活動#7〈リサーチ方法〉気になる病院は自分の目でチェックしよう

こんにちは!キャリタス看護です。
今回は、病院の見学会や説明会、インターンシップなど、自分の目で病院をリサーチする方法についてご紹介します。

目次
・数多く!早く!リサーチを開始するのが成功の鍵
・自分の目で確かめるリサーチ方法
・病院のリサーチは準備をしてから出掛けよう

数多く!早く!リサーチを開始するのが成功の鍵

気になる病院は必ず自分の目でリサーチすることが就活の鉄則です。
詳細な病院情報を得る方法として一番なのは、病院が行う見学会や説明会。先輩たちが最終的に判断の決め手にしたのも、見学会や説明会での印象だったといいます。
就活は最終学年になる頃から始まり、夏休みには選考がピークを迎えます。リサーチが不十分にならないよう、春前から行動を開始して、できるだけ志望病院を多く回りましょう。数をこなすうちに病院の違いや判断ポイントも見えてくるので、就職したい病院を決定しやすくなります。

自分の目で確かめるリサーチ方法

資料やインターネットなどで得た情報だけでは、わからないこともたくさんあります。だからこそ、十分な情報を得るためには、実際に出掛けて自分の目でリサーチする必要があります。

[リサーチ方法1]病院見学会・説明会に参加する
見学会や説明会では、就職を希望する学生に現場や病院の施設などを公開したり、採用担当者や看護部長が直接あなたの質問に答えてくれたりします。また、面接では「病院見学会や説明会」での体験をもとにした質問をされることも多いので、もしその病院の受験を考えている場合は、見学会や説明会への不参加はマイナスになるかもしれません。病院の普段の姿や雰囲気を実感でき、採用担当者と知り合える見学会や説明会には、どんどん参加しましょう。

行動のポイント
開催は春休みから夏休みにかけての期間ですが、年間を通して行っている病院もあるので、早速確認して、早めにスケジュールを立てておきましょう。日程が合わない場合や定員がいっぱいの場合でも諦めずに、ほかに開催予定はないか、たずねてみましょう。

病院見学の病院数
先輩たちが最終候補として実際に病院見学会に参加した数は、2~3病院がもっとも多く、次に1病院、5病院、4病院という結果でした。

[リサーチ方法2]インターンシップに参加する
病院見学会や説明会と並行して実施されるのがインターンシップです。就職後の理想と現実のギャップを少なくするために、この制度を取り入れている病院が増えています。インターンシップは、実際に看護師として働くことを実体験できるチャンス。現実を目の当たりにすることで看護観が深まり、自分の方向性や就職先の病院を決めるうえで大きな助けになります。

実施状況
インターンシップを実施している病院は年々増えています。病院見学会と一緒に行うところや別々に実施するところなど病院によってさまざまなようです。

実施時期と期間
春休み、夏休みに行っているところがほとんどですが、中には平日毎日行っている病院があります。また、研修期間も1日間から5日間までと、病院によって異なります。募集人数には限りがあるため、人気のある病院は募集を早く締め切ってしまいます。すでに募集を開始している病院も多いので、気になる病院へは早めに応募しましょう。

研修内容
本来、看護学生が就職後に臨床現場でリアリティショックを受けないよう、現場にふれることで実際の仕事や雰囲気を感じ、その病院で働く姿をイメージできるように設けられた制度です。病院によりますが、内科、外科、小児科、産科、救命救急、手術室など、それぞれ希望する病棟で、治療処置の介助、生活援助などの研修をすることができます。

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[リサーチ方法3]患者として病院に行ってみる

病院の普段の姿を見るには、患者として体験してみるのも手です。外来の雰囲気はどうか、医師や看護師の応対はどうか、人の流れはスムーズかなど、チェックしてみましょう。ただし、病院やほかの患者さんの迷惑にならないように、常識の範囲内で行動しましょう。また、感染症の流行時などは、自分が感染するリスクも踏まえて行動する必要があります。

病院のリサーチは準備をしてから出掛けよう

病院に直接電話をする
病院見学会や説明会など、病院のリサーチには、しっかりと準備をしてから出掛けましょう。
事前に集めた資料を整理して病院のことを理解しておくことはもちろん、資料などで得られなかったことや、それぞれの病院別にチェックしたいポイントを就職活動ノートにまとめておき、後でリサーチした情報を補充してノートを充実させましょう。
そうすれば、病院の姿が具体的に見えて、ほかの病院と比較検討しやすくなります。また、病院の感想をまとめておけば、面接試験で役に立ちます。

リサーチのチェックポイント
リサーチする病院が自分の希望に合っているかどうか、正しく判断するために、チェックしておきたい項目を書き出しておきましょう。病院の基本情報は、パンフレットやホームページであらかじめ調べておき、見学会や説明会での質疑応答では、確認したい事項は積極的に質問を。事前に入手できる内容の質問を避けるためにも、きちんと下調べをしておくことが大切です。

▢病院の雰囲気
外来入り口、受付、待合室の雰囲気、医師や看護師など働く人たちの仕事ぶりなど、普段の病院の姿をチェックしましょう。

▢病院の施設・設備
清潔か、働きやすいかどうかもポイントです。見学会などで病院の施設を見学させてもらうときには、メモを取りながら確認したいところをチェックしましょう。

▢寮の施設・設備・環境
施設や設備だけでなく、生活に便利か安全であるかといった生活環境のほか、夜勤のことも考えて、病院や最寄り駅からの所要時間、通勤のしやすさなどもチェックしましょう。

▢教育研修制度の有無・充実度
教育研修制度は、看護師としてのキャリアに大きく影響します。自分が目指す看護の技術を学ぶことができるかどうかもチェックしましょう。

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次のステップは…

説明会やインターンシップは、学生が病院をよく知るためのイベントですが、病院側も自分を見ていることも忘れてはいけませんね。そこで次は、好印象を持ってもらえるマナーの情報です。
How to 就職活動#8にて!


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