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舞台 鋼の錬金術師に錬成された日の話



★こだわり強め観劇女子の注意事項★
ネタバレなし!

  • 劇場内最初から寒いです(2階でしたが極寒)

  • 椅子が高い!小柄な方だと足つかないかも!(私は完全にソアリン状態でした)

  • 音は終始大きめで照明もビカビカなので聴覚・視覚的な刺激は強いかも

  • 1幕終盤に大きめの雷が落ちますのでご注意を(ピナコとエドの会話のシーン後でした。)

  • グッズ列えぐいです。休憩15分なので、終演後早めに並ぶのが良いのかな?

  • 最寄り駅から青年館までがこれからの季節、炎天下なので、対策必須かなと!




★観劇ログ(多少ネタバレあります)

外苑前で下車しまして、日本青年館ホールにて
『舞台「鋼の錬金術師」それぞれの戦場』
を観てきました〜!!!
わーい!!ずっと楽しみだったハガレン!!

私にとって、ミュージカルや歌舞伎を除いて初めての2.5次元作品でした!!
知識のある友人達から、「最初の2.5は絶対、好きなアニメにしな!!」と教わっていましたので、今回デビューいたしました…
(コロナ禍にめちゃくちゃハマって3日くらいで一気にみて、その後遠征先のドーミーインで漫画も一泊で読破するほど激ハマりしました)
今作、第二弾だったため、置いていかれるのではという少々の不安はありましたが、原作もアニメも履修しておりましたので、問題はもちろん全くありませんでした!!
私はギリギリに行ったのですが、前回のダイジェストなんかも上演前に流れてて、優しさを感じました!
(座った瞬間、ヒューズさん撃たれて、ひぇ〜!となりましたが笑)


さてさて、本編のお話に移ろうと思います!

本編はもう兎にも角にも楽しかった!!
1幕の初めが2弾ということもあるのか、
ダイジェスト直後だからか、
いきなり休憩明け感(大きなヤマが終わった感じ?)がして、新鮮な始まりでした笑
本物のアルフォンス感動したな…
鉄の鎧が動く走る、戦う…
これハガレンファンは絶対熱くなるやつ〜!!!と
登場と同時に大興奮!

2.5次元の演劇作品はなんとなく、ヒーローショーみたいなものをイメージしてて、殺陣や映像がばんばん使われるのだろうと思っていました。
が、思っていた以上に“演劇”な作品だったというのが1番の驚き!!!
錬成される様子や、街が壊れる様子が、身体や美術を使って表現されていていること、同じ役者さんの演じ分けなど、至る所に演劇の魅力や強みが散りばめられていた作品だったなと。
(キンブリーの枠を倒していくシーンは鳥肌ものでした)
それでいて、ハガレン愛を感じる再現度の高さ!!!
これは楽しすぎました!!!
全キャラクター素晴らしかったのですが、
個人的には“リン”が衝撃でした。
アニメから引っ張り出しましたか?
レンタル代えぐいのでは?というほどのリン感!
喋り方も歩き方も全て!!
ひょろっとしてる体型までもそのまんま!!
コスプレとはやっぱり違うんだなぁ、と。
こんな名作にこの再現されたら、たまったもんじゃないですよね…
きっと作品やキャラクターが人気であればあるほど、役者さんは苦労するのだろうな…
再現度の高さから、努力や技術、知識、解釈の質など、これでもか!というほど伝わりました。


そして、やっぱり一色エド!!
身体能力の高さが2.5超えて四次元ポケットぐらいな一色さん。
何度か拝見したことはあるのですが、全て演劇やミュージカルといった、2.5ではないものでした。
私自身、お芝居はもちろんですが、一色さんの相槌ファンでして…
優しく不思議な暖かさや可愛らしさを感じる相槌というか、一色さんが人の話を聞くお芝居が好きなんです。
(うん、え!とか、節々に大事に大事にご家族に育てられたのだなぁと思わされるような柔らかさがあるのです。)
が、今回はそんな柔らかさは一切なし笑
スーパーボールですか、と言うほど跳ねるし、騒ぐ、元気いっぱいな主人公にたくさん笑わせてもらって、ホロっとさせられました。
前回観劇したのが150人キャパの劇場でして、今回は倍どころではない大きな劇場!!
しかし、変わらぬ熱量…すごすぎる!!
そして、でっかい声で全力で笑って悩んで怒りながら、びちゃびちゃになっていく姿はまさにエドワード!!
胸を打たれました。
演劇が強め!!と思ったのは、一色エドの存在も大きかったのかもしれません…
私の中の「今年一番をたくさん作る俳優」こと、一色洋平はやっぱりただものではないようでした笑
(しかし、廣野さんエドも観たくなって配信参加を決めました笑)



★おしまい

初めての世界、めちゃくちゃ楽しかったです。
無意識のうちに、2.5は普段観ている舞台作品とは別の物!と思っていたのかもしれないですね。
ハガレンの名曲の中に「敵も味方も歓迎じゃん」という歌詞がありますが、敵ではなくとも自分と違う、慣れていないものを歓迎するくらいの気持ちでいたら、楽しいことや嬉しいことともっと出会えるのかも知れません…
また一つ学びとなりました、
敵わないぜ、ハガレン!



それにしてもやっぱり名作ですね。
戦う相手はいようとも最初から最後まで“人”の話である、ハガレン。
ある意味人間讃歌(違う漫画…)
敵までもが憧れや強い意志があって…
SFなのに自分と重なるのです…
民族間の対立や、許し、生と死…多くの大事なことが詰まって、はち切れそう。
加えて、名言の数々を人の声と動きで聞けるのですもの、なんという幸せ。
完全にハガステファンが錬成されました。

そして、、、
長いものには巻かなきゃよね!精神が働き、初めてアクリルスタンドを購入しました!!
確かに900円でランダムはかなりのギャンブル…
しかし、渡された時はすぐわからない包装はワクワク感倍増!!
周りに友人と「せーの!」と開けてる方がいて、楽しそう!!
私も混ざりたかった…
見事、エドが当たり、これが世に言う“自引!!”と
武者震いしながら帰りましたとさ。
また観たい作品が増えました…


★人生初アクスタ★

それでは、
またご縁がありましたら★


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