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接する情報が減って得たもの。新しい時代とは。

自宅にこもっていると、普通に通勤していた頃と比べて入ってくる情報もだいぶ減っている。情報過多な時代に「情報が減る」経験はなかなかできないので、意外と心地よく感じる側面もある。ストレスが減った分は、「他人の機嫌」とか「心地よくない意見」「自分の苦手分野の議論」「自分は面白いとは思えない話」などの減少分か。以前はよく、個人で独立して仕事をしている人を見て、会社に来てたくさんの情報に触れたり時代の流れを感じたりしないで大丈夫なんだろうかと勝手ながら心配していた。でも今感じるのは、周りの情報に流されないで自分の信じる・自分がやりたい・「いい!」と思ったことを周囲に惑わされずにできるという面もあるのだなと感じることができる。会社に来ていく服も、お昼休みに話す内容も、いつの間にかよくも悪くも周りに合わせるようになっていたんだなと思う。社会人として「周りの人に感じ悪くないか」はとても大切な視点だと思うからこそ。今、家にいて人と接する時間が減って、子供の頃みたいに改めて「自分の好きなもの」が記憶によみがえってきた。こういう服が着たかった、とかこういうものをおいしいと感じるんだったとか、私の趣味ってこういうものだったんだ、など。全世界の社会人がそう感じているとしたら、これからの世界は「自分が好き」が重視され、周りが好き・評価している「トレンド」というものが急速に減退するのかもしれない。それはそれで面白そうだけど。

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