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〈日本を救うヤバイ冒険家〉春間豪太郎さん、テレビ出演で話題に!(No. 904)

考える人 メールマガジン
2021年3月4日号(No. 904)

テレビ出演で話題!
〈日本を救うヤバイ冒険家〉春間豪太郎さん

先日、日本テレビ系のテレビ番組「日本を救うヤバイ偉人」に、冒険家・春間豪太郎さんが出演。その生い立ちと、ニュータイプの冒険スタイルが話題になりました。

「考える人」では、春間さんの連載をまとめた『草原の国キルギスで勇者になった男』の試し読み、冒険時のよりすぐりの写真を掲載したギャラリー「ぼうけんのきろく」、そして敬愛してやまない高野秀行さんとの対談記事を掲載。

これを機に、ぜひ春間さんのヤバさ、スゴさ、新しさを体感してください!

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「考える人」と私(4) 金寿煥

「金さんには、連載をふたつ担当してほしい」。
 2002年、創刊の準備で慌ただしく動きまわっていた松家編集長が私にくだした指令です。
「ふたつの連載」というのは、坪内祐三さんの「考える人」と小谷野敦さんの「大衆社会を裏返す」です。
 すでにふたりと話はついていて、テーマや連載タイトルもほぼ決まっていたように記憶しています。前年まで写真週刊誌の記者として働いていた私は、「編集者」として著者とどのようにやりとりして、連載を進めていくか、皆目見当がつかない状態でした。もちろん「編集者研修」などあるはずもなく、とにかく徒手空拳でその任にあたるほかありません。
 まずはとにかく担当する著者を知らなければいけない。そのためには、それぞれの著書を読む――そんな初歩の初歩からスタートせざるを得ない状態でした。
 そのころ坪内さんは43歳(現在の私のひとつ歳下)。2年前の2000年11月には新宿で暴漢に襲われ、一時は生死を彷徨うほどの重傷を負っていました。2002年にはすでに快復され、バリバリ仕事をされていましたし、いくつかの作品でその日のことや入院生活について書かれていました。
 前年の2001年に坪内さんは『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り』で講談社エッセイ賞を受賞。その受賞パーティに私は、たいして用事もないのに物見遊山のような気持ちで潜り込んでいました。もちろん文学賞のパーティなんて初めてのことです。
 そこでたまたま坪内さんの受賞の挨拶を聞いていたのです。
「これまでは肩書をどうするか迷っていましたが、これからは私のことを”エッセイスト”と呼んでください」と、賞の内容に即した小気味よいスピーチで、「粋なもんだな」と感心したのを覚えています。
 そのことを編集長に話した覚えはないので、連載を担当することになったのは、たまたまでしょう。しかし不思議な縁といえば縁です。それから18年近くいろいろな場面で坪内さんとご一緒するようになりました。そのきっかけとなったのが、「考える人」だったのです。(つづく)

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