マウントを取ろうとするクライマー

いるぅ!超いるぅ!他人に自分の強さを誇示することをモチベーションにしてるクライマーいるぅ!

いやまぁそれ自体は悪くないですよ。楽しみ方は人それぞれなんで。他人に先んじて完登したい!って言うのはクライマーの根源的な動力源ですし。

ただ、わざわざ初心者グループの近くでアップしたり、聞いてもいないのにムーブを教えてきたり、こちらがトライしようとしている課題を見て「俺は一撃だったよ」とか言ったり、何かしら誰かしらにマウントを取ろうとするのやめてくれますぅ?

過去見かけたマウンティングクライマーで悪鬼羅刹レベルだったのが、他の人に先に完登された際に「今のムーブはずるい。絶対セッターの想定にはないから無効だろ。もう一回ちゃんと登れ」って、再トライさせてる間に自分は完登して「イエ~イ!設定通りに登ったぜぇ」とかほざいてたクソ雑魚ナメクジです。

いやもうそれはマウンティング云々じゃなくてただの嫌な奴なんよ。鬼になれ杏寿郎。

さっきも言ったけどボルダリングに対するモチベーションなんて人それぞれ違うわけですよ。あなたたちは人よりも先に登ることに愉悦を感じているのかもしれませんが、己自身や課題自体と対峙している人もいるわけですよ。

(引用元:漫画「 鬼滅の刃」8巻)

僕は完登までのアプローチを如何に効率化するか、その流れの中で得た知見を如何にその後のボルダリングに活かしていくか、そんな感じのことを考えるのが楽しいですし、自分の中でそういった情報や経験を蓄積させていくことがモチベーションになっています。

なのでマウンティングクライマーが勝手にこちらをライバル設定しようと構わないのだけれども、過剰にうざかったり、面倒臭かったり、鼻につく態度や物言いはやめて欲しいんですよ。

普段マウントを取れる要素があるとお祭り騒ぎなのに、こっちが先に登ると「強いなぁ。敵わないわぁ」とかさ、寛容な感じ出してるけど目が笑ってないから。明らかに自尊心傷ついてるじゃん。そこは「ひゃ~!おめぇ強ぇな!オラわくわくすっぞ!」くらい吹っ切れてほしい。それなら愛せる。もはやただの戦闘民族だけど。

あと誰かが作った課題でセッションしていて、完登者が出た途端興味を失うとかさ。「もう登られちゃったからいいや」って、ちょっと嫌な感じよ?「この前の外岩のダメージが抜けてないしさ」あぁ、そうなんだ。大変だね。

ひとまず度を越したマウンティングはやめて頂きたいんですよ。ジムの常連で一人くらいはいません?冒頭のクソ雑魚ナメクジくらいのは中々いないか。とりあえず各ジムごとにレベルの高いマウンティングクライマーを選出して、壺の中でマウントの取り合いをさせて最後の一人まで戦わせてみませんか?

で、最後に生き残ったクライマーこそ真のマウンティングクライマーと言えるじゃないですか。壺の中で高められたマウントはもはや呪いとも言えるレベルにまで昇華されているに違いないじゃないですか。だからこのクライマーにマウントを取られた者は死ぬ。死ぬんです。怖いですね。あとはボルダリング界の都市伝説として好きに生きろ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?