初出張編集部
とりあえず色々と忘れてしまう前に書いておく。
一昨日はコミティア147に行ったのだけれど、サークル参加証を1枚下さった九艦長さんに、一般参加の時刻より少し早めに入って、まだ混み合う前に出張編集部行って来ましょうよ〜と勧められて、勇気を振り絞って子どもの頃から長きにわたりお世話になった白泉社さんに行ってみた。
ちょっとガチ目の講評は怖かったので、アドバイスを……という引け腰でいったからか、優しい労りの感じの、いわゆる「介護」講評だったように思う。
この2つをプリントアウトしてクリアファイルに綴じて持って行った。自信は無いけれどとりあえず新しい方で、これの話の続きを今後書いていくつもりなので、前者を見てもらった。
私よりはるかに若い女性編集者さん。優しそう。なんと言うべきか困ってないかな、と私もドキドキ。
言われた事をちょっと箇条書きしてみる。
・コマがきっちり割ってあって動線も混乱なく読みやすい。絵も見やすい。
・教育実習というのが、まだ学生というのが分かりづらいかも。もう先生になったのかと思って読んでしまうかも、もう少し説明あってもよい。
・3人のおじさん先生たちは良い味出してる。
・最初の「私達は洗礼を受けた」は「私は」にした方が良い。主人公が複数なのかと思う。なかなか主人公が登場しないので、主人公の立場や悩みに共感しにくい。何に悩んでいるのか、何になりたいのか、どう悩んでいるのかがつかみかねるので感情移入しづらいかも。
・実習先の先生は厳しそうなのに、とても親身に指導してくれている感じが伝わってきて良い。おじさんが良い。
・背景のパースなどもう少ししっかりと。細かい線と線の繋ぎ目なども丁寧に。ところどころ雑になっている。
・起承転結があまり感じられない。読者にどの部分を見せたいのかはっきりと描く。
・全体に同じような大きさの人物だと画面にメリハリが足りない。キメゴマを作って、強調したいところの人物を大きく描いたりするとよい。自分の好きな漫画の真似をしてみたり参考にしてみるといい。
・主人公の心の中をもっと丁寧に描く。
・専門的な内容のところは意外と分かりやすくてとっつきやすいので、漢文とか古文とかあまり分からない人にも読みやすいと思う。
最後のおじさん先生3人の回想シーンは良いコマ。好き。
・タイトル大事。もっとどんな内容かと興味をそそられるようなタイトルを。
大体こんなもんかな。とにかく盛り上がりには欠けるのと、主人公の内面をもっと描かないと、読者が入り込めないと言われたかな。要約だけど。
で、まだ規定の時間まで数分余っていたので、『さよならの夜に』の方も見てもらった。
見てはもらったけど、時間があまりないのでこっちは内容についてはあまり言及なく、線の太さとかコマ割りが単調で均一なので、それをもっと工夫した方がよい、というアドバイスを頂いた。
これはアイビスペイントで全然タッチがクリスタと違ったのと、まだデジタル慣れもしてなかった頃のなので、まぁ下手くそなのは分かってた。うん。
もっと何社もアドバイス貰ったら〜?と言われたけど、まぁもういっかー……という気持ちなのでここまでにした。いやずっと出張編集部のあたりはウロウロしてたんだけど、次回は同人誌を携えてリベンジしよう、と思って会場を後にした。
その後はブースを回って同人誌を買いまくったんだけど……それはまた別に書くことにします。この記事は自分用のメモということで。生かせるようがんばります。
最後に、九艦長さん、本当に色々とありがとうございました。
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ありがとうございますサポートくださると喜んで次の作品を頑張ります!多分。