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おすすめ書籍 「障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ」

最近、手にとった本の作者が年下で、もやっとしているかねこです。

note初投稿、最近読んだおすすめ書籍「障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ」の紹介です。
読んだきっかけは、タイトルのインパクトと、作業療法士から転身し、ソーシャルファームを立ち上げた女性との出会いでした。


舞鶴にある「ほのぼの屋」の企業理念の紹介から、本書ははじまります。
一般的な作業所の工賃を大きく上回る、自分の意思で使える「給料」の支払いを実現したフランス料理店です。
2万円で仕事ぶりが変わる
5万円で生活が変わる
8万円で未来が変わる
10万円で働き方が変わる

そして、年商2億に届いた奇跡のクッキー、養護学校の先生の一言で絵の才能が開花した、世界で評価を受ける古久保憲満氏の紹介へと続きます。

自身も障がいをもつAJU自立の家の創始者山田昭義さんは、障がい者にとっての働くことと自立について次のように語ります。
「親から離れて一人暮らしして自立とかそういうことではなく、親が病気になったりで立場が逆転して面倒みなければいけない時、それが独り立ちした自立だと思う」

本書は、人の想いは恐ろしいほどの「力」を秘めているという言葉と、次のメッセージでしめくくられています。

「あなたから始めてみませんか?何かを終わらせるために。」
「あなたから終わらせてみませんか?何かを始めるために。」

3月4日から北京2022パラリンピック冬季競技大会がはじまる今、手にとってみてはいかがでしょうか。

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