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兄と私とお仕置き1

■サボりのお仕置き

塾に行くふりをしてファミレスでSNSをやりまくって過ごした事が、バレて兄に問い詰められた。
私は精一杯の言い訳を、半泣きでしどろもどろ戻ろとで告げた。

穏やかに鼻歌まじりにとその言葉を聞いていた兄が口を開く。

兄:「なんだか長くて良く分からない所があったけど...
要するに...
にーにを騙して、その上それを隠そうと嘘をつこうとしたって言う事かな??」

不思議そうに私の顔を覗きこむ兄。

私:「は...い」

兄:「うーん、うーん、」

しばらく考えて...

兄:「了解しました♪♬」

兄:「今日はまだ、時間が早いね。
朝まで、たーくさん、たーくさんお仕置き出来そうだね♪♬」

兄:「覚悟してね。
泣いても喚いても絶対に許さないよん。」

兄:「たくさんたくさんお尻で痛み感じて、恥ずかしい思いしようね。」

兄:「大丈夫、大丈夫、ずっとにーにが泣き顔も真っ赤っかなお尻も見ててあげるから。」

頭をポンポンとする兄。

私は泣きながら首を激しく首を振り、お仕置きの拒否をアピールした。

兄:「あのね...お仕置きを選ぶ権利なんてないんだよ??悪い事して罰を受けないなんてダメダメダメ」
兄は楽しそうに微笑みながら言い放った。

そして、恐怖でその場に座り込んだ私の腕を掴んで引き上げ立せた。

兄:「脱ぎ脱ぎしましょう〜♪♬」

オリジナルソングを歌いながら、直立不動の私の身体を押さえ込み、ワンピースの中の下着を神業のごとく素早く下ろして、ソファーに座り私を膝の上に腹這いにさせた。

兄:「はいっ、お尻丸出しだ♬♪これから真っ赤っかにしてあげるから♪♬」

硬直状態の私のお尻に強烈な1発が振り落とされた。

私:「ぎゃん!!」

思わず変な声を上げた私に少し微笑みながら、1発、2発、3発と平手打ちが続く。

バシッ!!バシッ!!バシッ!!

私:「痛いー!!痛いー!!」

兄:「お仕置きだから、痛いんだよ♪♬」

笑顔で楽しそうに叩き続ける兄。

バシッ!!バシッ!!バシッ!!

私:「ごめんなさい!!ごめんなさい!!」

泣き叫びなら許しを乞う私。

兄:「はいはい、頑張れ♬♪頑張れ♬♪」

バシッ!!バシッ!!バシッ!!

私:「もうしません、許してー!!」

兄:「まだまだお尻真っ赤じゃないよ??」

そうアッサリ告げると、足の付け根の痛みを強く感じる場所にターゲットを変え叩き始めた。

私:「嫌だ、嫌だそこは嫌!!」

兄:「嫌なら効果的面♪♬」

バシッ!!バシッ!!バシッ!!

楽しそうに叩き続ける兄。

私:「ウエーン!!ウエーン!!」

痛さで赤ちゃんの様に泣き叫びながら。耐え続ける。お尻は真っ赤っか。

100回みっちり叩かれた後。

兄:「反省したかな??」

私:「しました!!しました!!」

涙っ鼻水混じりの必死のお返事。

兄の手がピタリと止まり、私のお尻を触りながら吟味し始めた。

しばらく間があって兄がボソリ

兄:「うん。お尻を叩くお仕置きは終わりかな♪♬」

そう言って私の体を起こして抱っこした。

涙まみれの顔を両手で挟み込み、おでこを付けて、じっくりと私の表情を観察している。

兄:「お尻痛かった??」

私は黙って頷く。

兄は、何故お尻を叩かれたのか、何故お尻を叩かれる様な事をしてしまったのか、これからどうすれば良いかをじっくりゆっくり私に尋ねた。

私は泣きながら、辿々しいながらも
必死で答え、明日塾の先生に謝ると告げると、兄はいつもの優しい笑顔に戻った。

兄:「よしよし、いい子だ。明日、一緒に謝りに行こうね。」

兄:「お説教のお仕置きも終わりっ♪♬」

兄:「はい、抱っこしよう抱っこしよう♪♬」

泣き疲れて放心状態の私を優しく抱きしめて頬ずりをした。

私はお仕置きが終わった嬉しさで兄にしがみついた。

兄:「頑張ってお尻痛いの我慢出来たから、赤ちゃんみたいにたくさん甘えて良いよ♪♬」

私は本物の赤ちゃんみたいに兄に抱っこされながら呟いた。

私:「にーに、大好き」

兄:「にーにも大好きだよ」

お仕置きは辛いし、お尻は痛いけど、
お仕置きの後の【甘えんぼタイム】は大好きだ。

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