#a0030 良いクライアントの条件

ここでいう、良い、良くないは、クライアントの経営状態に関してではありません。

我々、税理士事務所のお客さんとして、良いか、良くない、ということです。

人それぞれ考え方は違うと思いますし、お客さんを評価すること自体おかしいという意見もあるかもしれませんが、私は、そんなことはなく、税理士業においても、お客さんしての良し悪しはあるのは当然だと思っています。

これは、税理士業だから特殊であるということは全くなく、あらゆる業種において、お客さんとしての良し悪しというのは、必ずあると思われます。

例えば、我々、税理士業も事業ですから、報酬を払ってもらえなければならないので、報酬を払って頂けるだけの経営状態か、あるいは、財政状態が、必須ですが、だからといって、儲かっていて、かつ、お金持ちであるということが、イコール、お客さんとして良い、ということにはならないというのが、私の持論です。

独立前は、儲かっていて、お金持ちは、良いクライアントの可能性が高いのかもしれないと思っていましたが、今は、そのような考え方はありません。

もちろん、儲かっていなくて、報酬を払う財産もない、よりはいいのかもしれませんが、そもそも、そういう方というのは、残念ながら、報酬を払えないわけですから、クライアントになることもないわけです。

経営状態や財政状態のみならず、税理士事務所にとって、良いクライアントとは、どういうことなのかについて、書いてみたいと思います。


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