お金の使い方が稼ぎ方より大事な話


書こうと思った理由

●現状と少し先の未来を想像してみた
「働けない社会が来るよ。今から備えておこうよ。」

現状の日本を見てみると、物価は少しずつ上がっていってますね。

たとえば、2021年12月現在、ディズニーランド1デーパスポート入園料は最大で9400円します。
2001年は5500円でした。

小麦や油、ガソリンも高騰してますよね。

社会保険料も上がってますよね。
引き上げの一方です。

けどどうでしょう。サラリーマンの給与は上がっていますか?

最低賃金は上がってはいますが、正社員の給与は1997年を境に20年以上、横ばいまたは下がっています。

ここ数年(2015〜2020年とか)は430万円くらいですかね。

つまり、日本の景気は停滞しているのにも関わらず、物価上昇はする「スタグフレーション」の状態にあります。

様々な要因がありますが、それは今回の話とはズレるので一つに絞ってお伝えします。

山口周さんの著書「NEWTYPEニュータイプの時代」という本の中に以下のようなことが記載されていました。

ビジネスは常に「問題の発見」と「問題の解決」
が組み合わされることで成立します。しかし、現在は「問題」そのものが希少になっている

つまり、ビジネスが生まれづらくなっています。

となると、雇用は生まれづらく、加えてAIやロボットの技術や導入費用が安くなれば益々、人は不要になっていきます。



今はAIやロボットを導入するよりも人を雇った方が安いところが多いため、人の雇用が維持されていたりします。
(業種によってAIなどの得意分野は全然違う)

ただそれも時間の問題で、少子高齢化社会のなか、人口減少が進み、働き手は減っています。

そうなると働き手の存在価値は相対的に高くなります。
価値に対しては相応の対価=給与が支払われるので、自然と高い賃金が人に支払われます。


そうなると、企業はAIやロボットを採用した方がコストを低く抑えることができると判断するので、省人化が進みます。


もし人が働くとなると、高い賃金で高い価値を生み出すか、かなり安い賃金を貰いながらAIやロボットが参入できない場所で働くしかないと思います。
(中間層が居なくなる)

高い能力がある人は今のまま成長して働けばいいですが、中間層は成長して高い賃金を貰うか、安い賃金で働くか、または働かない、という選択に迫られます。


政府に雇用を作ってもらおうと期待している人も居ると思いますが、現状では期待しない方がいいと考えます。

つまり、一部の能力が高い人を除いて、それなりの人がそれなりの給与を貰って生活をすることが難しくなっていきます。

であれば、今から備えようという風に考えたのが今回の記事を書こうと思った理由の一つです。




●不幸にならないために
自分は何のために生きているんだろうと考えることがあります。
(病んでないよ、結構元気だよ)


結局は、自分も世界中の人も「幸せになるため」というのが結論です。

幸せになるために勉強をしたり、スポーツをしたり、健康的な生活をしたり、時に不健康な生活をするんだと思います。
(戦争も幸せのためと言ってしまえば、そうなってしまうのかもしれない。正当化はしてないよ。)

けど、2021年の今は基本的にはお金がないとまともには生きていけませんよね。

というのもお金は"何かと交換するための便利なツール"だからです。

お金について勉強された方はわかると思いますが、元々は物々交換していた所、もっと便利に交換できるようにしようよ!と現れたのがお金です。


お金の基本的な意味を知らないと、大金を稼いでも何の意味もなく使ってしまい、すぐになくなってしまいます。

よく聞くのが、

「若手社長がたまたま1発当てたけどキャバクラなどで使い果たしてしまった」
「宝くじが当たって使いすぎてしまったりして、その後のお金がない人生がまともに生きられず苦しい人生を歩んだ」

です。

つまりは、お金の使い方を知らずに稼ぐと不幸になるということです。

これはお金を稼ぎすぎなくても起きる現象だと思っていて、普段から浪費グセがある人はずっと幸せになれません。
(浪費した結果、お金がなくても何も思わない人を除く)

また、老後苦しむでしょう。


1年先のことすら予測不能で不安定な時代(VUCA)なので、大不況が急に訪れることもあります。




しかし、元々生活費が大して掛からなかったり、お金の知識があったりすれば、そこまで豊かさは変わらないと考えています。


なので、お金の使い方を知っておくことは不幸にならないための手段だと考えてこの記事を書こうと思いました。
(やば…すでに2000文字くらい卒業論文かよ。よかったら2日に分けて見ていってね。
「そんな時間ねえよ、要約して見せろよ」と言う人が居ましたらコメントください、100円で売りつけます‼︎‼︎‼︎)




もちろん稼ぐことは重要

とはいえ、使うお金がなかったら話にならないし、稼ぐことを否定しているわけではないので、ちゃんと稼ぐことの重要さも。
ちなみに僕は結構稼ぎたいです。

どれくらい、どの期間稼ぐのかが重要になります。

死ぬまでいつまでも働いていけるとは限りません。

もちろん好きで働くのは自由ですが、お金のために自分の体に鞭打って働くのは、なんのために生きているのかわからなくなっている状態と言えます。

今の平均寿命が80歳くらいですが、将来的には100歳になるんじゃないかと言われています。


100歳まで生きて、生活水準を下げずに"普通に"暮らすには、サラリーマンであれば70歳や85歳くらいまで労働しなければならないです。


しかし、なかなかハードモードですよね。

であれば、若いうちから少ないお金で豊かな生活が出来る体にしておきつつ、余ったお金は投資に回していくことが割と最適解なんじゃないかなぁと思ってます。
(生活水準をあらかじめ下げておく。)


あくまで個人的な最適解なので、みんながそうではないです。
(早いうちに死ぬという選択肢もありますが、本題はそれじゃないのでまた今度。)


なので、いま自分に必要な金額を毎月割り出して、余ったお金は投資に回すためにも、多少は稼ぐ必要はあります。

あと、こんなところで補足ですが、あくまで独身の前提です。
家族・子供が居る方はなかなか現実離れしてるかもしれないので、参考程度に。




お金の使い方・基本事項

お金の使い方は主に3つあります。
消費
浪費
投資
この3つの使い方と貯蓄があったりしますが、このバランスがとても重要です。

結論から言うと、

浪費はするな、消費(固定費)を削って投資に回せ!
です。

それぞれ具体的な例などは下記。



●消費
結論から言うと、徹底的に固定費を削れ!です。

僕が言う固定費は
・家賃
・通信費
・食費
・水道光熱費
・日用品費
・交通費
・その他手数料
・趣味娯楽(タバコ)
・意味のない交際費
・衣服費
・医療費
・不適切な保険

(ほぼ全部の出費やん、はいそうです!)

です。



コンビニなどの便利な店は便利な分高いです。

友達と居る時や緊急の時を除いて基本的には行かないようにしてます。

コンビニは毎週、100種類ほどの商品の入れ替えをしていたりするそうです。

そりゃ魅力的な商品も出てくるのも当たり前です。

それを買っていたら、いつまで経ってもお金は貯まらないので、自分に必要なものだけをスーパーやドラッグストアに買いに行くのがベストです。

便利はとにかく買わないようにしています。




タクシーは利便性の賜物です。
電車やバスを使って行けるところは、タクシーは乗らない。
最近は歩きまくってます。自転車漕ぎまくってます。
良い運動です。

こういった積み重ねですよね。


大事なことをここで一つ。



固定費を削るべき・削るべきではない箇所は人によって違うということをお伝えしておきます。



例えば、僕で言うと、家賃は削っても平気ですが、通信費は削るべきではありません。

なぜなら、少し古びていたり、虫が入ってくるような家でもとにかく安く住めればいいと考えているため、家賃は徹底的に削ります。

一方で、通信費に関しては、僕のスマートフォンの使用時間は1日の半分を占めます。

加えて、映画やアニメ、人との電話、仕事はスマートフォンで行うため、Wi-Fiがないと生活できないような通信費の節約は効果的ではありません。

これらの点から、家賃は下げる優先度が高く、通信費は優先度は低いと判断してます。

もしも通信費を節約しても毎月10GBしか使えないとなると、かなり不便を感じ、ストレスを感じてしまいます。

ストレスを感じると、どうなるか。
ストレス解消のための浪費をしてしまいます。




●浪費
結論から言うと、徹底的に排除せよ!ストレス解消するな!そもそもストレスを溜めるな!です。

浪費は徹底的に排除していきましょう。

浪費とは、自分のプライドや見栄のために高級車を買ったり、ブランド物を買ったりすることです。

もちろんお金が有り余っていて、経済的に困っていない人はそもそもこの記事を読む必要もないですし、浪費もたくさんしていいと思います。
(経済を回す意味でも)

特に、日本人は新しいモノ好きです。
今年のボジョレーヌーボーも話題となり、購入した人はたくさん居たのではないでしょうか?

あれを買うのは日本人くらいというニュースも流れたりしていました。



また、新築の一軒家やマンションもかなり値が高くつきます。

しかし、海外では30年前に建てられた家と新築の家とが同じ値段で売られていることも多いです。

必ずしも新しいからといって、値段が高くつくわけではなく、築30年でもリノベーションされていて綺麗でオシャレな造りであれば、その価値を感じ、買う人が居るということです。



何が言いたいかと言うと、自分の目で見て、価値を適切に判断して、自分の財布と相談して購入を決めろ!浪費をするな!ということです。

僕たちはいつも必要以上にお金を使わされていることに気づきましょう。



浪費を排除した上で、重要な考え方としては「ストレスを溜めない」です。

ストレスが溜まってしまうと、お金を使って(浪費して)そのストレスを発散させようとしてしまいます。

そもそもストレスを溜めないような生活をしていれば、ストレスによる身体への負荷は軽減でき、浪費も減ります。

ストレスを溜めない仕組みづくりをしましょう。




●貯蓄
結論から言うと、最低限の貯蓄をして投資に回せ!です。

そもそも貯蓄とは銀行やゆうちょ銀行にお金を置いておくことです。(厳密には違うけど省略)



貯蓄はお金が減っていってることと同じと考えた方がいいです。(2021年においては)



なぜなら、物価は上がっているのに、預けたお金の額は変わらないから。

昔は金利が年6%だった時もありますが、今は0.0001%くらいです。(たぶん)

物価はその金利以上に値上がりしてるので、貯蓄しておいたら、実質減っていることになります。

りんご1個100円が1年後に500円に値上がりしている一方で、預けていた100円は同じ1年後に101円にしかなっていないみたいな感じです。

なので、貯蓄は最低限、生きていくために必要なお金を半年〜1年分だけしておいて、あとは投資に回した方が結果的に得るお金は多いです。




●投資

結論から言うと、お金のない間は自己投資に集中せよ!です。


同時にはいくつか種類があります。
・自己投資
・株式などの投資
など

株式などの投資は知識があり、ある程度まとまったお金がある人はかなり効果的に大きなお金を得られます。

なので、お金がまだ全然ない僕やアナタは自己投資をしていった方がいいと思います。

月に1万円分とかの本(メルカリなら半額以下で取得可能)を読んで実践したり、高級ホテルに泊まってサービス業の本質を学んだり、人に会いに行ってたくさんの生の情報を得る、自己投資の方が株式投資をするよりも将来的に得るお金は多いかなと思います。

お金だけでなく、コミュニティも得ることが出来たりするので、尚良しって感じです。



参考にしている人

僕がいつもチェックしているインフルエンサーの人たちです!
この人たちから多くのお金やより豊かになる生き方の考えを仕入れています。


●大河内薫
学べること→マネーリテラシー
コンテンツ→【YouTube】【Voicy】



●ひろゆき
学べること→自己の豊かさファースト・マインド
コンテンツ→【YouTube】切り取り動画
     →【Twitter】



●プロ奢ラレヤー
学べること→金なくても生きていける
      自己肯定感上がるマインド
コンテンツ→【Twitter】【note】




●まー坊
学べること→ニューライフスタイルの提案
      金なくても生きていける
コンテンツ→【YouTube】「まー坊の島暮らし」



まとめ

超簡単に要約すると、物価は上がっていくのにサラリーマン給与は上がらない不景気な現在においては、自分の豊かさを追求するためにはお金の使い方を学ばないといけないよねという話でした。


加えて、お金の使い方には3種類あり、消費・浪費・投資があり、消費と浪費を削って自己投資に回していこうねという結論でした。(年齢によるけど)

お金に囚われる生き方にはならないようにしていこうね。
と言った感じですかね。

お金がなくてもできる趣味があると強いですね。


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https://instabio.cc/kanegom



ご覧頂きありがとうございました。

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