脊髄損傷の評価

画像1 ASIA(エイシア)とは、脊髄損傷から起こる運動麻痺や感覚障害などの神経学的症状を確認する検査です。対象者は脊髄損傷患者になります。医師、理学療法士、作業療法士が主に評価を行います。評価場所はベッドサイド、訓練室などで行います。 ASIAは、運動麻痺と感覚障害をそれぞれ点数化し、経時的に変化を追跡でき、神経学的診断のみならず、機能障害・損傷タイプ(完全または不全損傷)も表すことができます。
画像2 メリット:麻痺の高位や麻痺の程度、残存機能を網羅することができます。デメリット ・慢性期では数値が変化しないので、神経学的症状の確認は難しくなります ・慢性期では数値が変化しないので、むしろ神経学的な麻痺の高位を示すこ とが多くなります。 ・初期の変化をとらえるには便利です。

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