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楽しい楽しいマスター戦略

ちゃす!蟹ちゃです!

4/30にパッチ4.3.0がリリースされ少し経ち
ラダーでマスターまで登ったので直近の環境考察と
それについて蟹がとった戦略を書いていきます
興味がありましたらお付き合いください!

パッチ4.3.0について

今パッチでルーンテラ初のローテーションが導入されました
これにより、基本的なルールの「スタンダード」と制限なしルール「エターナル」に試合が分けられました。
スタンダードでは400種以上のカードが使用禁止(BAN)となり
新規カードが基礎カード47種、派生カード22種の合計69種が追加されました。

これによりルーンテラ界では過去に類を見ない環境変化が起こり
阿鼻叫喚と歓喜躍動の人々が溢れかえっています。

コラム:蟹のラダー旅行

副題:誰だよアイオニアに確定除去追加しようって考えた開発者

ラダー初日。
下馬評でフィズサミーラつええーってなることが予測できたので

対フィズサミーラ特化デッキを作り研究していました
※現在のフィズサミ対策はアニーケイト

研究するだけ研究してラダーはほぼ回さず、ひたすらデッキを考えていました。

その後、オールマイティーに強いジャックジェイスを生み出しラダーに出て安定した勝率を出しました。

しかし途中で出会ったセトカルマにボッコボコにされ
「なんだこれ、どうあがいても勝てねえ」
となり、セトカルマ対策を研究し始めました。

研究するたびに
「アイオニアにランプ(コイン)とチャレと無敵と除去とか、無理だろこれ」
F**kin 糞環境乙!!!運営の頭ハゼロ!!!
と嘆いてたのはいい思い出です。

ですが、しばらくすると相手のコイン枚数込みで手筋を読んでプレイすることにドハマりして
ありがとうRiot君、最高の環境だよ!!ショウストッパーだけは許さないけどな!!!
と手のひらくるっくるしました。

そこからはドハマりしてマスター報告まで蟹は音信不通となりました。

今環境楽しすぎぃ!!!

4.3.0はどんな環境なのか

現在の環境を一言で表すと

努力と実力が顕著に出る環境

です。
まったくもってヲタク好みの環境です。
蟹この環境ダイスキ!

環境TOPデッキはあるけど

強いと言われ使用されているデッキは
・セトカルマ
・サミーラフィズ
この2強です。

その次に使われるのが
・グウェンクイン
・ケインエイトロ
・ハイマージェイス
・ディープ
・あげるとキリが無いのでその他多数

今環境は二番手のデッキが多く、アホほどデッキの選択肢がある為
安定した勝率を出すことが難しいです。

強デッキを使い続けると途中でメタられて勝てなくなるし
強デッキぶっ〇しデッキを使ってると有象無象に轢き殺される

そんな環境なので勝つには
いかに不利デッキ相手に負けないか
が重要になり、デッキパワーよりもプレイヤーの実力が顕著に出る環境になりました。

あと環境トップのフィズサミとセトカルマが回すの糞ムズイってのも
実力環境に拍車をかけています。

ルーンテラをいかに知っているかが問われる環境になりました。

知っていれば知っているほど勝てる、そんな感じです。

蟹的ラダー攻略

では実際に蟹がラダーを駆け上るのに使った手法と解説します。

メタを攻略する

ラダー戦略は様々ありますが
蟹が今回使った戦略は
「メタ読みしてカウンター当てまくって勝ちまくりモテまくり戦略」
です。
要はただただ次に来るメタを予想しそれに対してデッキを変更して
常に有利を取って高い勝率でラダーを登り続けることです。

サミーラフィズが多ければ・・・・・・このデッキ
セトカルマが多ければ・・・・・・こっちのデッキ
グウェン系が多ければもうこれしかない!!
といった感じでデッキをガンガン変えていく攻略です。

蟹はプレイが上手い方ではないので予測で戦うことにしました。

メタ戦略は3つある

実際にデッキを変える際の基準は人が多いレート帯と少ないレート帯で違いますが
大まかな基準として
・全体メタ
・日付メタ
・時間帯メタ

があります。

全体メタ戦略
シーズン全体で強く使われ続けるデッキを予測し、カウンターを当てる一般的な方法

日付メタ戦略
その日に流行るであろうデッキを予測し、そのカウンターデッキを多く使う。

時間帯メタ戦略
次の時間帯(1時間単位)で来そうなデッキを予測しカウンターを当てる。

これらを複合した感じでメタを予測しデッキを変更しています。

では3種のメタ予測について説明します。

全体メタ

シーズン全体で使われるデッキは
シーズンで強いデッキ(セトカルマ、サミーラフィズ)
プレイが簡単な押し付けデッキ(潜伏、精鋭、ハロウド)
ラダーで効率のいいアグロ寄りのデッキ(サミーラフィズ、アニージン)
が選ばれます。

「あーはいはい、いつものそれね、知っメタタァ!!」

日付メタ

その日に流行るメタはだいたいRuneterraARで予測します。
だいたいの人が統計サイトのメタを見て
Topメタ、いわゆる一番多く使われているデッキを倒そうとします。
つまりTopメタのカウンターデッキです。
例えば、精鋭がTOPメタになれば翌日は潜伏が流行るといった感じです。

「君たちがそのデッキを使ってくる確率75%・・・・・・」

時間帯メタ

時間帯によってメタも細かく変わります
体感では1.5時間ごとにメタが変わる感じですね。
傾向としては現在多いデッキに対してカウンターデッキが多くなるといった具合。
これは人数が少ないレート及び時間帯だと顕著に現れます。
蟹もD2超える頃には時間帯によってラダーに4,5人しかおらず
互いにカウンターデッキを当て合う勝負になっていました。
※ひたすらソウルデッキを使う人もいた

「そのデッキ使ってくるのわかってたしざーこざーこ!」

蟹の使用したメタ戦略

3つのメタがありますが、蟹が使用したのは全部です。
流れを言うと

まず一日の最初は全体メタにカウンターを貼る。

全体メタがサミーラ系→アニークインケイトを使ってボコす(4/4誤記修正)

理由としては「人が多い時間」「人口が多いレート」だったので
よく使われるデッキが使われやすいから。

それである程度、デッキを理解している人たちがいるレートまで行き
日付メタに変更。

その日に流行りそうなデッキをカウンター

サミーラ系を食う為の小型除去デッキ→エイトロ系、ジャック系

デッキを理解し始めると勝つためのデッキを握ってくることが多いのでそれを狙い撃つ感じです。

さらにレートが上がるとおんなじ人たちと当たるようになるので
ここで時間帯メタを使用。

さっきまでこのデッキが多かった、ということは次の1時間くらいはそのカウンターデッキを使ってくるから、それに対してカウンターしようという考え。

セトカルマが多い→次はセトカルマ対策でグウェン系やレオナケイルが使われるはず→なので除去とユニットを両立したジャック系を使おう

この考えを時間ごとに繰り返しました。

その結果

マスター32番手到着です。

実際のデッキ選びとしては

パッチ初日の30日はサミーラメタを読んでケイトリン系を使った後に
みんないろんなデッキを使っていて
メタが貼りづらかったのでジャックジェイスで
オールマイティーに動けるように
P4~P2

翌日31日、前日に印象が深かったセトカルマが来ると思い
セトカルマとサミーラ両方に有効なレオナケイルサミーラを使用。
またレートが上がってきたらセトカルマとサミーラ対策としてプレイが比較的楽なグウェン系が上がってくる日かな?と予測しスカウトを選択。
P2~D3

4月1日はレート帯にいる人数が10~20人くらいだったので時間帯メタを使ってカウンターにカウンターを重ねカウンターしてニヤニヤしてたら
たまに押し付けデッキ一本マンに巻き込み事故起こされたりしつつ
勝ち上がってD3~マスターへ

その時用意してたのは
・アニーケイト
・ジャックジェイス
・レオナケイルサミーラ
・エイトロクインヴェイン
・ジャックカルマセト
・アッシュルブラン

実際に使用したのはアニーケイトとレオナケイルサミーラが多かったです。
全体メタも常に警戒できるし便利でした。

「さぁみんなで相手の嫌なデッキでニヤニヤしよう!!」

カウンターとは

さて分かりやすいようにカウンターといっていますが
カードゲーム用語で「○○デッキにメタを張る」という用語があり
この記事ではそれをカウンターと言っています。
だってよく使われるデッキをメタデッキっていうから混同しやすいかなと思ってカウンターと言いました。

ここまで読んでいただいた方でラダーを登ろうとしている方
「よし、じゃあ俺もカウンター戦法つかって上るぜ!!」
ってなった方

いったんお待ちください。

最後に正確なカウンターの説明です。

カウンターとはカウンターデッキを当てることじゃない

まずよく勘違いされるのが

相手が使うデッキに対してこのデッキが統計で強いから使う

これ半分だけ正解ですのでまだ勝率を挙げる余地があります。
なのでカウンターについて正確に覚えましょう。

正確には

相手のデッキに勝たせないこと

これがカウンターの極意です。
簡単に言うと
相手の勝利プランをつぶす。
相手の勝利プラン前に勝つ。
相手のデッキでは対策しようが無い動きをする。

これらがカウンターです。

このデッキがあのデッキのカウンターとかいう便利なものは無く

このデッキは相手に対してこの動きができるからカウンター

ということを覚えてください。
そうすることで統計で不利デッキと呼ばれる状況になってもカウンターができ勝つことができるようになるので勝率が上がります
相性統計45%勝率のデッキを60%まで持ってけます、マジデ。
あ、でも上手い人相手だとイーブンぐらいまでかな。

じゃあパッチ4.3.0の2強デッキを使い実例

フィズサミーラへのカウンター

フィズサミーラは小型ユニットを使ったビート&バーンです。
フィズとサミーラの二軸でできており、イルーシブやフィアサムを持ったユニットでネクサスを狙ってきます。
またドローソースもあり手札がアグロにしては枯渇しづらいので
ビートを受けすぎてネクサスが5点くらいまで減ると後半の手札からのバーンで消し飛ばされます。

なので、序盤のビートプランを崩すと崩壊します。
それがカウンターです。

サミーラは2点除去で死ぬ貧弱お姉さん
サミーラを生かす為に相手がバフカードを使うと
その分だけ相手がネクサスに使う打点が下がるのでリーサルを遅らせることができます。
ガンガン狙いましょう

フィズは対象スペルを消すという効果を持っており
スペルで除去するのはきついですが
対象に取らなければ消されないので
全体ダメージやクイックボムといったトラップを使えば
ただのおいしい魚です。
また魚なのでチャレンジャー釣り針を仕掛け一本釣りをし
はらわた抜いて美味しくいただきましょう。

他のユニットも軒並み体力が低いので除去がしやすいです。

このように序盤のビートを崩せばお魚売りのお姉さんデッキはゴミくずになるので
結果として除去の多いピルトーヴァー系
チャレンジャーのあるデマーシア系
がカウンターになります。

セトカルマへのカウンター

このデッキはぶっちゃけバグってます。
防御と嫌がらせが得意なアイオニアに
コインという疑似ランプを持たせて
セトというチャレンジャーがあり
ショウストッパーという除去まである。
エグスギ。

でもそれは中盤以降の話。

セトが活躍するのは6ラウンド以降
カルマが活躍するのは10ラウンド以降
なので序盤はこまごまとした防御札しかありません。
なのでこまごまとした防御をさせなければいいのです。

また、セトとカルマを主軸としたデッキなのでその二人を除去してしまえば
セトカルマのリーサルプランが無くなりデッキ切れで沈んでいきます

なので、序盤に防御の追いつかない大量展開をするorセトとカルマを消し飛ばす。
これがカウンターです。

サミーラ系で横展開重視の型にして殴りまくって防御を間に合わせなかったり
デイブレイクで並べつつスタンでセトカルマの少ないユニットを止めて殴ったり
精鋭横並べをして筋肉で粉砕するのが有効です。
またスペルのコントロール系のデッキを握ってても相手の札を読んでセトとカルマを除去してしまえばセトとカルマは浮浪者になって極貧生活を強いることができます。

まとめ

こんな感じでメタを予測しカウンターを当てまくることでラダーを駆け上りました。

今シーズンはローテーション実装という波乱から始まりましたが
やってみたところルーンテラとして相当面白いシーズンです。

カードを覚えれば覚えるほど動き方がわかり
相手を読めば読むほど勝ちにつながる
まじルーンテラしてる!!って気分にさせてくれます。

上手くなればなるほど勝てるゲームなので
皆様もぜひ楽しんでみてはいかがでしょう

では私はまた動画作ったり大会開いたりとか楽しんできます

じゃーねー!

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