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社員インタビュー②

Profile

小松(Komatsu)
水産食品事業部 営業部 海外営業チーム
2017年新卒入社。大学では英語を専攻。
国内営業としてキャリアを開始し、国内に加え英語力を活かし海外営業も担当。6年目より海外専門に営業活動を行う。

学んできた英語を活かしたい

―カネダイに入社した経緯を教えてください。
父が気仙沼市出身で昔から馴染みのある街だったので、気仙沼市での就職を考えていました。食品業界にも興味があり、高校・大学で勉強していた英語を活かせる仕事を探していました。合同企業説明会でカネダイの説明を聞いた際に、「三陸No.1グローバル企業を目指し、海外輸出を強化していく」というカネダイの方針を知り、志望しました。
面接で本社を訪れた際に、フロアの全員が立ち上がって挨拶をしてくださり驚いたことを覚えています。

―現在はどんな仕事をしていますか?
かにやえびといった水産品の製造販売を行う水産食品事業部にて、海外のお客様に対し、かに・えび製品の営業を担当しています。
現地のお客様に直接輸出をする「直接貿易」と、日本の輸出商社を通して海外に輸出する「間接貿易」の2つに分かれており、直接貿易では海外工場から直接現地商社に製品を届けるための手続きや海外出張での商談を行っています。

ー業務の中ではどれほど英語を使用しているんですか?
海外工場への加工・輸出に関する連絡は主に英語のメールで行っています。また、輸出の際に必要な書類も英語で作成しています。海外の展示会に参加した際やお客様との商談では、日本語を使用するときもあるのですが、英語で現地の方とコミュニケーションを取ることもあります。

ー海外出張ではどんなことをされているんですか?
北米やアジアへ出張に行くことが多いのですが、主に商談、視察、展示会出展の3つを行っています。
商談では、現地商社の方と一緒に、商社の売り先である食品問屋を訪問し、商品の売れ行きや現在探している商品などのヒアリングや商品提案を行います。
視察では、カネダイ商品が使用されているレストランや現地のスーパーを訪れ市場調査を行っています。
展示会出展では、末端顧客であるレストランの方など食材や商材を探しに来ているお客様に対し、自社商品の説明を行います。


さまざま人や文化に出会える魅力

ー小松さんの感じる仕事の魅力ややりがいはありますか?
仕事を通していろいろな人に出会うことができる、そこに魅力を感じています。海外出張に行くと、海外の担当者の方はフレンドリーでウェルカムな傾向を感じます。人間同士なのでどうしてもうまくいかないときもありますが、担当者の方と仲良くなれたときはうれしいですし、楽しく仕事ができます。

また、大学時代に学んだ英語を仕事で活かすことができている点もやりがいの一つです。入社時の面接では英語を使った仕事をしたいと伝えており、現在では海外営業チームに配属され、日々の業務で英語を使うことができています。もともと英語が好きで勉強していたため、それを活かせていることに楽しさを感じています。

―海外出張でさまざまな地域に行っている印象がありますが、その中で感じる魅力はありますか?
海外のお客様との商談を通し、さまざまな地域の方々と知り合えることが大きな魅力です。現在の仕事を前任から引き継いだ当時は、コロナ禍によりメールでのやり取りのみでした。コロナ禍が明け現地で初めてお会いすることができたときはとても嬉しく感じました。
また、行く先々の音楽や文化、食べ物、歴史などを知ることができることも魅力に感じています。人生の経験値を増やすことができますし、詳しくなると商談の話題にすることもできます。
海外の文化に興味を持ち受け入れる心があれば、海外未経験でも楽しく仕事ができると思っています。

ー一方で、仕事の難しさを感じることもありますか?
社内外の関係者と折り合いをつけて商売を進めていくことに、難しさを感じることが多いです。お客様との商談後、社内で相談をし、生産計画の作成や新商品の考案を行います。その後、お客様と再交渉を行うなど、さまざまな部署や上司、社外関係者の協力を仰ぎながら業務を行っています。
海外輸出では、現地のルールに合わせたラベル表示の変更や、海外工場が輸出先のルールに則っているかなど、日本国内の取引では考えなくて良いことを、一つ一つチェックしていく必要があります。
大変だと感じることもありますが、うまく対応して乗り越えることができた際にはやりがいを感じます。一人では解決できないので、社内の品質保証室・海外加工チーム・国内製造部・物流チームなど、様々な部署に協力をいただいて仕事をしています。


「自分流」で働くこと

―仕事を通して感じた、ご自身の成長はありますか?
「ありのままの自分でいていいのではないか」と思えるようになったことだと思います。
入社当初から営業には苦手意識を感じており、自分が営業職として採用されたことにミスマッチを感じていました。本格的に営業を始めてからも、いつ外されてもおかしくないと思いながら仕事をしていました。
特に国内営業では、競合が多く情報の面で一歩リードしなければならず、お客様との関係性が重視されます。そのために、仕事以外の話でも盛り上がり関係性を作っていく必要があったのですが、雑談で盛り上げることは苦手でした。
それでも何年か続けていく中で、様々なトラブルを乗り越えていき、最後には何とかなるという経験を積み、少しずつ自信を持てるようになりました。
 

―職種として求められる姿と、素の自分とのギャップに苦しんでいたんですね…。最後に、これからの目標を教えてください。
英語力の向上は引き続き行っていきたいと思っています。海外展示会では通訳を雇わず自分の言葉でアピールできるように、話す力と聞く力を伸ばしていきたいと考えています。その方がより伝わりやすいですし、できなくても良いができるに越したことがない、と思います。

他には、自分流で営業を続けていくことを目標にしています。
自分がガンガン前に出て営業するよりも、間に入ってくださっている輸出商社がカネダイ商品を売りやすくなるように、メーカーとしてのサポートをしていきたいと思っています。ラベル表示の変更や書類対応など、できる限り要望に応えることで、「一緒に頑張りましょう」という雰囲気でできればと思っています。
最初から雑談をして距離を詰め関係性を築いていく形ではなく、「一つ一つ依頼されたことに応えていき、信頼を得て関係性を築く」といったスタイルで仕事をしていきたいと思っています。そうして仲良くなってから、仕事以外の話も楽しめれば嬉しいです。

ー小松さん流の関係性の築き方、信頼関係ができてから雑談をする、とてもいいと思います。ご協力ありがとうございました。

※2024.07取材

最後までご覧いただきありがとうございました。
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