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社員インタビュー①

Profile

畠山(Hatakeyama)
水産食品事業部 営業部 かに・えび・加工品チーム
2019年新卒入社。1年目は漁業事業部に所属、2年目より水産食品事業部営業部に異動し卸売企業向け営業職に従事。5年目で主任に昇格。

「正直な仕事」が成果につながる

―カネダイに入社した経緯を教えてください。
父が漁師であり、小さい頃から水産関係の仕事に興味を持っていました。父にカネダイ社員とのつながりがあり、選考を受け入社を決めました。1年目は漁業事業部に配属となり、遠洋まぐろ延縄船の運航に関する業務を行いつつ、魚市場で廻船問屋業にも従事し、カツオやサメ、定置網の水揚げサポートを行っていました。2年目からは水産食品事業部に異動し、現在に至ります。

―現在はどんな仕事をしていますか?
かにえびを中心とした水産品の製造販売を行う水産食品事業部にて、国内卸売企業向けの営業を行っています。主に北海道と九州のお客様を担当し、電話や出張を通して、かにやえびの製品を提案し、受注するといった仕事をしています。現在、120~130社ほどのお客様を担当しています。

―その社数を1人で担当することは可能なのでしょうか?
お客様ごとに連絡の頻度や費やす時間が異なり、高頻度で連絡を取るお客様は10~20社ほど、多くはお客様からご連絡をいただいた際に対応する形となっております。お客様の情報は常に頭の中に入れ担当をしています。

―水産食品メーカーの営業職の仕事をしているんですね。畠山さんの感じる仕事の魅力ややりがいはありますか?
お客様とのお付き合いの中で、自分自身を付加価値にする営業ができることに魅力を感じています。
例えば、商品提案をしたお客様が、競合他社からも同価格・同スペックで提案を受けていた場合、商材自体では優劣のつけようがないので、私たち営業担当の人柄や関係性で選ばれることがあります。その場合、よりお客様と良い関係性を築けている方が選ばれることになります。
長い付き合いをしていく中で強固な関係性を築くことができ、それが成果につながったときは、人と接する営業職の魅力を感じます。

―お客様と強固な関係性を築くために、心掛けていること、ポイントはあったりしますか?
「親しき仲にも礼儀あり」というように礼儀を忘れないこと、見積書の期限を守るなど基本的なことをきっちりと行い信頼を得ることが、まず土台としてあると思います。
そのうえで、「正直に話すこと」がポイントだと思っています。
良くないと思ったものは案内せず本当に良いと思ったものだけを案内する、他より高価であればそれを隠さずに伝える、といったようにお客様に対し隠し事をせず、デメリット面も正直に伝えることでお客様から信頼を得ることができると考えています。
そうすることで、お客様から、「この営業担当は、表裏なく知りたいことをすべて教えてもらえる人」=味方、という認識をしてもらうことができます。

長期的なメリットを考えた関係性を築く

―目先の成約だけ考えて売るよりも、そのような信頼のある関係性を築いていく方が、ゆくゆくはプラスになるのでしょうか?
こちらからデメリットを含めた全情報を伝えることで、お客様も情報を開示してくださることがあります。他社の価格設定や状況など、お客様しか知りえない情報を引き出すことで、こちらの販売戦略に活かすことができ、かなりのメリットになります。

また、正直な営業担当という印象を持たれることにより、本当にいい商品/売りたい商品を勧めたときに、信頼度が増すというメリットもあります。
それにより、お客様もいいお買い物ができる、こちらも売りたいものを売ることができるというWin-Winな関係性を築くことができます。

お客様と親しくなってくると、気軽にお電話をいただいたり、簡単には対応できない問い合わせが増えたりします。そうすると、商品提案の幅が広がったり、新しい商品の成約が増えたりと、良いことが多々あります。

―確かに、お客様との電話を隣で聞いていると、畠山さんの言っていることがわかる気がします…。
畠山さんはご自身の仕事について、いつも楽しそうに話している印象があります。
それは人に恵まれているからですね。周りに良いお客様が多いので、楽しく仕事させていただいています。

ー仕事を通じたご自身の成長はありますか?
メンタル面は圧倒的に強くなったと思います。
どんな仕事でもイレギュラーが起こることがあると思いますが、慣れていない時期は一つ一つのイレギュラーに対し、時間をとられてしまっていたり、メンタルにもダメージを負い落ち込んでいたりしていました。
しかし最近では、多くのイレギュラーを経験してきたので、それぞれの対処法がわかっており、安定したメンタルのまま落ち着いて対応することができます。
また、上司に聞かずとも自分で判断して対処できるので、仕事のスピードも上がりました。
イレギュラーに対する経験値が増え、それによってメンタルが揺らぐこともなくなったと思います。

―これまでの経験の中で、印象的だった出来事や学びになったエピソードはありますか?
まだ年次の浅い時の話ですが、自分の態度が原因で厳しく𠮟られたことがあります。
上司へのリスペクトがなかったわけではなく、学生時代の感覚で接してしまったことが原因でした。当時は素直に受け止めることができませんでしたが、今思えば納得できる部分があり、自分に改善の余地があったと思います。
それがきっかけとなり、上司の指導を素直に受け止め、自分の改善につなげるといった考え方をするようになりました。

―最後に今後の目標を教えて下さい。
チームに後輩が入り、既存のお客様を引き継ぐことになりましたので、新規顧客の開拓に取り組んでいこうと思っています。
新規開拓は、既存のお客様にマイナスな影響を与えないことや既存の商流を崩さないことなど、考えることや気を付けることが多く、正直面倒な部分もあります。しかし、新規開拓をしていくことの重要性や、事業全体を見ている上司側の考えを理解しているからこそ、取り組むモチベーションがあります。

ー個人視点だけでなく、会社視点への理解があるからこそ、大変なことにもチャレンジできるんですね。ご協力ありがとうございました。

※2024.07取材

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