映画『エイリアン2』(Aliens) での英語勉強 振り返り その1(DVD Chapter 1-4) (完結済み、全8回)

少し前に英語の勉強を兼ねて映画『エイリアン2』(原題 Aliens)の英語脚本(Script)を日本語に翻訳しました。使用した脚本は初稿版(FIRST DRAFT)です。

気が向いたときにゆっくり翻訳を行ったため、かなり時間がかかってしまいましたが一通り翻訳を完了させることができました。内容は基本的に映画『エイリアン2 完全版』本編とほぼ同じでした。ただ細かくセリフ、前後関係などが変更されています。

ここでは復習と備忘録を兼ねてDVDの映画『エイリアン2 完全版』を英語字幕で観ながら、再度自分が気になった英文、英単語などを書いていきます。
英語とは関係ない、映画の感想や考察などを追記してある場合もあるので、一部冗長な箇所がありますがご容赦ください。
またすべての字幕、セリフを翻訳しているわけではなく、あくまで私がわからない、気になった点のみを記載している点にはご注意ください。


私が所持している『エイリアン2 完全版』のDVDは以下のものです。

このDVDでは実際に発せられるセリフと英語字幕が微妙に違う場合があります。今回はスペルミス等を減らすために基本的に英語字幕に準拠していきます。ただし気になった場合は実際のセリフや脚本も参考にして補足します。
付記されている時刻はこのDVDの再生時刻に準じています。

余談ですが手元にある『スターウォーズ EP4』のDVDでは、調べた範囲ではセリフと英語字幕が完全一致していました。

間違い等がある場合、コメントをいただけると嬉しいです。


*2023/07/19追記
小説版『エイリアン2』を読んでみました。

本の冒頭に

ALIENS
a novelization by Alan Dean Foster
based on the screenplay by James Cameron

エイリアン2(昭和六一年/1986年) 野田昌宏訳、p.2.

とあり、内容も映画本編ではなく脚本がベースになっていました。そのため例えばリプリーとバークが自動販売機の前でドーナツを食べるシーン(ドーナツを食べるのはバークだけですが)、APCでゴーマンがエイリアンの尻尾に刺されるシーンなど、本編にはなく脚本にのみ存在する場面が出てきました。
脚本と比べるとセリフや地の文が結構追加されているため好みがわかれますが、「脚本の内容を日本語で読んでみたい」という人には向いているかもしれません。追加の文章はキャメロンのチェックを通っているのでしょうか?

ちなみに私が今回読んだのは昭和六一年(1986年)8月10日の初版、定価490円とあります。安いです。

あと脚本とは全く関係ないのですが、スクウェアのMSX1用『エイリアン2』の記事より桜玉吉先生の描いた『エイリアン2』の絵もおまけで。
*ネットからの拾い物ではなく自分で撮影したものです。

ファミ通、ログインやMマガ等に掲載された桜玉吉先生のイラストを集めた画集を出してほしいのですが、なかなか実現しません。権利モノではない、オリジナル絵だけでも結構な数があるはずなのですけれど。O村さんが『コミックビーム』を抜ける前に出てほしかったのです。

MSX通信 スペシャルイシュー2 ログイン 6月号特別付録(1987年6月1日) 第6号、p.14-15.

2:44
PROXIMITY ALERT
「接近警報」

・proximity
【名】〔時間・空間・関係の〕近いこと、近接

approximate
:【他動】接近させる


4:58
■Bio-readouts
「生命(人体の状態を測定するため)の計器の信号」


5:45
■a couple of days
「数日、2~3日」

【a couple of days】 と 【a few days】 はどう違いますか?

基本的に"a few"と"a couple of"は同じですが、ニュアンス的には少し差があるようで、"a couple of days"は具体的に2日(couple)を指す場合もあるようです。また感じ方に個人差があるようです。
個人的には
・a couple of days = 2~3日
・a few days = 数日
という感じかな、と思いましました。


6:06
■Guess you two have met, huh?
「あなた達ふたり(リプリーと猫のジョンジー)は会ったことがあるみたいだね?」

バークが猫のジョンジーを連れてきてリプリーに渡すシーン。自分が読みやすく訳すなら「君たちは知り合いみたいだね?」かな。
日本語字幕では「感激の再開だね」。


6:10
■I work for the company.
「私はこの会社で働いている。」

・work for
~で働いている

"Work for" or "Work at"? – 混乱しやすい前置詞まとめ | 英文ライティング情報サイト - Writing Buzz

work atで特定の場所、時間、会社
work inで物理的な場所、コンセプト、フィールド、事業部

ということだそうです。このリンク先の説明だと、今回の場合ならwork atでも間違いではないようです。


6:13
■But...don't let that fool you.
「でも…それに騙されてはいけない。」

直訳で「それ(that)にあなた(you)を騙(fool)させるな(don't let)」。OK Waveにこの文章の解説が出ています


6:21
■disorientation
「失見当(識)、見当識障害」

失見当識は、意識障害で人や場所が正しく認識できない状態のこと。


7:09
■blind luck
「全くの偶然」

What is Blind Luck?

Definition: Something good that has happened by chance.

https://writingexplained.org/idiom-dictionary/blind-luck

「定義:偶然何か良いことが起こること」


7:13
■one in a thousand
「千に一つ(のもの)、千人に一人(の人物[逸材])」


9:12
■Been running behind all morning.
「午前中からずっと予定より遅れている」(→午前中ずっと忙しい)

・run behind
〔予定時刻より〕遅れる
・all morning
《all (the) morning》午前中ずっと[いっぱい]
"I have"が省略されています。


9:21
■I read your deposition.
「君の供述書を読んだ」

・deposition
退位、廃位/宣誓証言、宣誓供述書、供述録取/沈殿、堆積/供託/凝固/十字架降架

日本語字幕では「報告書」となっています。
depositionには退位、沈殿、沈殿物、十字架降架などの意味もあり、de+positionで下の+位置へ置く/移動する、というニュアンスです。
供述書の場合、話した内容をドキュメント(下/de)に書く(置く/position)ということでしょうか。


9:24
■If you stick to that, we'll be fine.
「もしあなたがそれ(聴聞会/hearing)に集中するなら、我々はうまくいくだろう。」

リプリーは聴聞会(hearing)が控えているけれど、それより娘(アマンダ・リプリー・マクラーレン)のことが気になる様子で、それをたしなめる感じのバークのセリフです。
劇中明示的なセリフはありませんが、バークは同じ会社の社員であるリプリーのお目付け役、もしくはフォローアップを行う立場のようです。


9:44
■I was hoping to wait until after the inquest.
「審問会のあとまで待つこと(リプリーの娘の情報が届かないこと)を期待していたんだけどね」

・inquest
検討、査問、調査/《法律》(死因)審問、検視


10:21
■She was cremated and interred at Westlake Repository, in Wisconsin.
「彼女(リプリーの娘)は火葬されて、ウィスコンシン州のウエストレイク納骨堂に埋葬された。」
・cremate:火葬する
・inter:埋める/埋葬する
・repository:納骨堂/埋葬所

英語字幕ではRepositoryと先頭大文字となっているため、ここでは墓地または納骨堂の固有名詞として使用されているのかもしれません。

もし自分がリプリーの立場だったら地球に戻って娘のお墓参りと、もし娘の家族が生きていれば合いたいと思うんですが(結婚したことが示唆されていますし/"Married name, I guess.")、作中ではリプリーが地球に帰ったのかは不明です。お墓参りくらいは行ったんでしょうか?

ちなみに2000年代以降、北米でも火葬の比率はあがっていると言われています。

脚本ではバークがリプリーに
「(娘の死因は)ガンだ。我々は(They=ここではpeople)はまだそれ(ガン)を打ち負かしていない」
ウィスコンシン州リトルシュートのParkside Repositoryに埋葬された」
と伝えており、撮影時に細かくセリフが削られていることがわかります。


11:17
■You admit to detonating the engines of, and thereby destroying, an M-Class star freighter.
「あなたは(自分が)エンジンを爆発させたことを認める、それによってMクラスの宇宙貨物船を破壊した。」

・detonate
爆発する/させる
・thereby
それによって/その結果/その地殻に
・freighter
貨物船/荷送人

admit to (detonate)ingの形式になっています。これはadmit toで〔事実・罪など〕を認める、の意味になり「リプリーが自分で爆破したことを認めた」となります。ここの解説によるとtoなしでは
You admit detonating → あなたはだれか(リプリー以外)が爆破することを認めた
という意味にも取れるため、toがあることでリプリーが爆破を認めたことがより明示的になっています。
detonateはスターウォーズなどを含め、映画ではよく使用される印象がある単語です。



11:23
■42 million in adjusted dollars.
「調整したドルで4200万。」

日本語字幕では「4200万ドル相当」となっています。
ここでadjustedが使われているのは、爆破から50年以上経過して物価が変わっていることを考慮している?



11:26
■That's minus payload, of course.
「当然、積荷は差し引いて。」

・payload
有料荷重◆貨物のうちの有料部分(一定量まで無料であればそれを除いたもの)。/〔航空機の〕乗客と貨物の最大積載量、〔宇宙船の〕機器と乗員の最大積載量[総重量]/〔ミサイルや魚雷などの〕弾頭の爆発物/〔宇宙船に搭載される〕観測機器、実験装置

今回の場合payloadは観測機器の意味にも取れますが、日本語字幕では「積み荷」と訳されているため、ここでは貨物の意味で使われていると判断します。

11:28
■The lifeboat's flight recorder corroborates some elements of your account.
「救命艇のフライトレコーダーはあなたの説明のいくつかを裏付けます。」

・corroborate
裏付ける、補強する
・account
説明、説明書、記事、弁明

corroborate(kərɑ́bəreit)

collaborate(kəlǽbərèit)(協力する、合作する/いわゆる日本語のでのコラボレート)
とスペルと音が似ているため、日本人には非常に紛らわしいです。TTSで聴き比べしてみましたが、正直私は音からはどっちの単語なのか判定できませんでした。


11:42
■That it resumed its course, and was subsequently set for self-destruct by you for reasons unknown.
「そしてそれ(ノストロモ号)は再度進路に戻り、その後理由はわからないがあなたによって自爆が設定された。」

・subsequently
【副】その後(に)、後に、その次に、それ以降、後で、続いて

That itと続いていますが、ここでのthatは接続詞として使用されていると判断しました。


12:18
■No indigenous life.
「土着生物はいない。」

indigenousは「そこで生まれた」という語源で「先住の」の意味もあります。記憶違いでなければ『Until Dawn』作中で出てくる看板に先住民族のことが説明されれており、そこでindigenousが使われていました。


12:27
■It was a derelict spacecraft.
「それは遺棄された宇宙船だった。」

・derelict(dérəlikt)
(名詞)遺棄物、遺棄船、ホームレス/(形容詞)放置された、遺棄された

リプリーは「エイリアンたちはLV-426にもともと生存していた生物ではなく、どこか他の星からその宇宙船で来た」ということを説明しています。

エイリアン1と2での出来ごとをざっくり時系列に並べてみると
(前日譚:プロメテウスシリーズ→)エイリアンたちがLV-426に到着→『エイリアン(1)』でリプリーたちがLV-426に着陸→リプリーたちがエイリアンに襲われる→リプリー(と猫のジョンジー)だけかろうじて脱出→『エイリアン(1)』から15年後、『エイリアン アイソレーション』でリプリーの娘がリプリーを探しに宇宙に出る→『エイリアン(1)』から57年経過、『エイリアン2』の冒頭、リプリー救出される→リプリーは会社(ユタニ)にエイリアンのことを説明→バークが(会社からの命令で?)LV-426の宇宙船の地域に調査に行くように仕向ける→LV-426を調査に行ったニュートの家族たちがエイリアンに襲われる(これがトリガーとなりエイリアン達が動き出した?)→LV-426がエイリアンにより壊滅→LV-426と地球の通信途絶→リプリー達がLV-426に到着→最終的にリプリー、ニュート、ヒックス、ビショップが脱出→『エイリアン3』へ
でしょうか。


12:30
■We homed in on its beacon.
(旧)「我々はそれ(エイリアンの宇宙船)の無線信号で誘導された」
(新)「我々はそれ(エイリアンの宇宙船)の無線信号によって自動操縦で誘導された(進められた)」

・home
(動詞)自宅に帰る/帰巣する/真っ直ぐ進む/誘導される
・home in
目的地に着く/(和製英語)ホームインする
・home in on
~の目標めがけて飛んで行く、狙いを定める、(目標)に向かって自動操縦で進む、~に的を搾る、~を自動追尾する、~を目指す、~を狙いを定めて追いかける


ここを翻訳するまで知りませんでしたが、homeには動詞としての使用され、誘導されるという意味があります。homing missileはこの意味だったんですね。


12:43
■A creature that "gestates inside a living human host."
「『生きた人間の宿主の中で懐胎する』生命体」

・gestate(dʒésteɪt)
1〈胎児を〉懐胎(たいかい)する、〈思想・計画などを〉温める

日本語字幕ではgestateを成長する、と訳しています。


映画本編ではこのあとリプリーが激昂して叫ぶ→続けて審問法廷の結論が述べられるとなりますが、脚本ではリプリーが叫んだ後シーンが一度切り替わり、通路の自販機の前でリプリーとバークが会話をします。バークは(のんきに)ドーナツとコーヒーを摂取しています。
リプリーは怒りが収まらず壁を蹴って
"They think I'm a head case."
と言いますが、バークはさして気にしていないようで
"(cheerfully) You are a head case. Have a donut."
と答えます。


13:31
■It it the finding of this court of inquiry
(旧)「この審問の法廷の結論」
(新)「この調査委員会の結論として」

・finding
拾得物/達した結論/研究結果/事実認定
・court
裁判所、法廷
・inquiry
調査、審問、審理
・court of inquiry
〈英〉〔重大事故などの〕調査委員会


このシーンは裁判には見えないですが(リプリーに弁護士もいない)、日本語字幕でも「審問法廷」となっており、法律的に有効な会合なのでしょう。

13:40(*以下しばらく一連で続き)
■(Ripley) acted with questionable judgment
「(リプリーは)問題のある判断を行った」

・questionable
1(真実性などの)疑わしい,不審な.、2(正直さ・礼儀などに)問題のある,いかがわしい.

13:44
■and is unfit to hold an ICC license as a commercial flight officer.
(旧)「ICCライセンスの商用飛行士を所持するの不適当である」
(旧)「商用飛行士としてICCライセンスを所持するのは不適当である」

・unfit
健康でない、不調で、(…に)不適当で、不適任で、不向きで
・ICC
Interstellar Commerce Commission、星間商用委員会


13:48
■Said license is hereby suspended indefinitely.
「前述のライセンスはこれにより無期限で見合わせ」

・hereby
【副-1】〈文〉これによって、【副-2】《契約書》本契約書によって
・indefinitely
【副-1】無期限に、無制限に、いつまでも、永久に◆【類】forever ; for good、【副-2】漠然と、曖昧

13:52
■No criminal charges will be filed against you at this time,
「現時点であなたに対して刑事責任は申し立てされない(刑事責任として提訴は行わないが)」

・file against
~に対して[を相手取って](告訴などを)申し立てる
・at this time
現時点で(は)、今のところ(は)、現段階で(は)、この時

13:53(*続きここまで)
■and you are released on your own recognizance for a six-month period of psychometric probation,
(旧)「あなたは精神鑑定試験の六ヶ月単位での誓約書(の提出)で保釈される」
(新)「あなたは六ヶ月間の精神鑑定試験(を受ける)の誓約書(の提出)で保釈される」

・recognizance
《法律》誓約書◆裁判所への出廷などの行為を義務付ける書類。、《法律》誓約保証金
・psychometric
【形】精神測定の
・probation
試験、検定、審査、保護観察(期間)、執行猶予、謹慎期間、仮採用、試用[見習]期間

are released on bailで保釈する、という文言として使われる頻度が高いようです。bailには保釈するの他に保釈金という意味もあります。


14:24
■That could have been... better.
「あれはもっとうまくやれただろう」

実際のセリフではバークがThatではなくIと言っているように聞こえます。つまり「僕(バーク)ならもっとうまくやれただろう」です。

このシーンは脚本と映画本編で構成が少し変わっており、脚本上このセリフはありません。なのでThat、Iはどちらが正しいのか確認できませんでした。

It could have been はよく使われがちなフレーズのようです。
It could have been worseIt could have been better


14:51
■Shake 'n' Bake colony

Shake 'n' Bake

は豚肉、鶏肉に味付けするためのパン粉で、北米では非常に有名な料理用食材のようです。Wikipediaでは「エイリアン2で言及されている」との記述もあります(*2022/02/06追記、現在は削除されていました、過去の履歴で参照できます)。
ただなぜここでShake 'n' Bakeが使用されているのかはわかりません。テラフォーミングが大変だったということを、作るのが簡単なShake 'n' Bakeを使って皮肉交じりに伝えている?


15:25
■HADLEYS HOPE(Hadley's Hope)
「ハドリーの希望」。

LV-426のコロニーの名前。このサイトによると
"Named after its founder, Curtis Hadley"
ということでこのコロニー創設者のカーティス・ハドリーの名前に由来するとのこと。


16:32
■Remember you sent some wildcatters out past alien range last week?
「あなたが先週過去エイリアンの領域(だったところ)に何人かの採掘者を派遣したのを覚えているだろう?」

・wildcatter
【名】石油試掘者、ヤマ師、山猫スト参加者

脚本ではpast alien rangeではなくpast the Ilium range(一作目の『エイリアン』でリプリーたちが発見したエイリアンの宇宙船のそばの地域)となっています。
Iliumは古代Troyのラテン語名だそうですが、トロイの木馬と待ち伏せしているエイリアン(の卵)をかけているのでしょうか。


16:38
■(He) Wants to know if his claim will be honored.
「(彼は)自分の要求が守られるのかを知りたがっている」

・claim
要求、請求、主張、断言
・honor
〔合意や約束を〕守る、履行する


16:50
■Christ! Some honch in a cushy office on Earth says "Go look at a grid reference".
「ああ!地球上の快適なオフィスの班長(上司)たちは『グリッド上(座標)の地図のここに行って見てこい』と言う」

・honch
指導者、主任、リーダー、有力者、大物
・cushy
楽な、簡単な/柔らかい、快適な/贅沢な、しゃれた、素敵な

英語字幕でも脚本でも"honch"となっていますが、通常は"honcho"とつづられ日本語の班長が語源だそうです。ウェイランドユタニはイギリスと日本の多国籍企業という設定なので、日本語に由来する言葉が使われることには合理性があります。


17:05
■Tell him, as far as I'm concerned, if he finds something, it is his.
「私が気にかけている範囲では、もし彼が何か見つければ、それは彼のものだ、と彼に伝えてくれ」

・as far as…
する限り遠くまで; …する限り(では).
・I'm concerned
私は気にする、心配している


17:20
■WEYLAND-YUTANI CORP "Building Better World"
「ウェイランドユタニ社 『より良き世界への創造へ』

壁にはられているプレートの文言。これは後のリプリーとバークの会話の小さな伏線になっています。


17:56
■I'll tan your hides.
「(お仕置きとしてお尻を)叩きます」

・tan
(皮を)なめす
・hide
皮膚

tan (one's) hideで"to spank someone"(誰かを叩く)という意味だそうです。


18:35
■Shouldn't we call in?
「我々は連絡を入れるべきでは?(入れたほうがいいのでは?)」

Shouldn't you ~してはどうですか?/するべきではないですか?の定型的なフレーズになっています。


18:37
■Let's wait till we know what to call it in as.
「我々が中のそれをなんと呼べばいいのかわかるまで待とう」

ここのcall it in asがうまく訳せていないと思います。日本語字幕だと「何か分かってからだ」です。
因みにみらい翻訳だと「何と言ったらいいかわかるまで待ちましょう。」という翻訳になりました。DeepLだと「呼び方は決まってからにしよう。」。

【了】

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