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任意整理のメリット・デメリットはどんなものがある?

ご無沙汰しております。金田です。

任意整理とは、債務整理のうちの一つで、カード会社と話し合いで分割和解をする借金の整理方法です。

債務整理は他に自己破産、個人再生とありますが、いずれも裁判所の手続きが必要なもの。
任意整理は裁判所の手続きは不要です。

任意整理のメリットデメリットをまとめます。


任意整理のメリット

  1. 現在の返済を一度リセットする

  2. 利息をなくした返済に変えることで借金の支払いを減額する

  3. 滞納していても手続き可能

任意整理の手続きをはじめると、返済が止まります。
事務所から介入通知を送り、それ以降のやりとりはすべて事務所が行います。

みなさんのところには、カード会社からの連絡は来ません。

止めている間はおよそ4ヶ月程度。
その間にカード会社と話し合いをして、将来利息をカットしてもらうなどの減額交渉を行います。

普通に返済をすれば利息も支払うことになりますが、任意整理で金利をカットできれば、トータルの返済額は減ります。
その結果、月々の支払いも楽になります。

すでに滞納してしまっている場合でも大丈夫。

とにかく現状を一旦リセットして、新たな形で返済をスタートさせていきます。

任意整理でどのくらい利息が減るの?

イメージしやすいように、具体例を挙げてみます。

★借金総額350万円のケース
クレジットカードのリボ手数料が年利15%。
→年間の利息は525,000円。
計算式は、「350万×0.15=525,000円」です。
一年間、常に350万円のリボ残高があった場合、1年間で525,000円の利息を払っているということがわかりました。

1年間で525,000円ということは、利息は1ヶ月43,750円かかっています。

任意整理で将来利息をカットしてもらえれば、この43,750円がまるっとなくなり、元金だけの返済になります。

クレジットカードや消費者金融のWEB明細をみるとわかると思いますが、その月の支払い額には、元金と利息がセットになって請求されています。
このうちの利息の部分が減るんですね( ´▽`)

もし、元金と利息が5:5になっている状態であれば、任意整理で返済額が半分くらいにはなります。

利息カットの大きさのイメージはできましたか?( ^ω^ )

任意整理のデメリット

  1. お金を借りたり、クレジットカードを作ったりすることが5年〜7年できなくなる

任意整理を検討している人にしっかり把握してもらいたいのが、このデメリット。
(なにやらこれをしっかり説明しない事務所もあるようで…)

任意整理をすると、金融ブラックになります。
カード類は基本的に個人の信用情報を参照して審査をしていますが、ここにブラックの情報が登録されると、カード会社は審査を通しません。

任意整理に限らず、債務整理全般で手続きを行うともれなくブラックとなります。

ただし、長期滞納(概ね61日以上)をしている場合はすでにブラックとなっている可能性があります。

つまり、任意整理によるデメリットがすでにご自身の身に降りかかっている状態ですので、任意整理をするからといって、特別何か不利益がある…ということもないんじゃないかなと思います。

逆に言えば、現時点で滞納している人(支払いができずパンク気味な人)は、早めに任意整理をしたほうが後々の生活も楽になると思います( ^ω^ )

まとめ

任意整理をすることにより、カードは利用できなくなるが借金の支払いは大幅に減額できる

これが任意整理というものです。

参考になれば幸いです(๑>◡<๑)

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