197_レッツ聞き読みカルタ (英単語 何曜日)・・・えっ?覚えていない?やっぱ見える学力も必要?
レッツ聞き読みカルタ (英単語 何曜日) ★ここから開く
3,4年生は、週1回の外国語活動、5,6年生は週2回の外国語科の授業を行っています。
どのクラスも楽しそうに学習に活動に取り組んでいます。
楽しいことは、いいことです!
楽しければいいのです!
ボクは、心からそう思っています。 でも・・・・
小学校の外国語活動は、「聞く・話す」を中心としたアクティビティーが中心です。「読む・書く」は、ほとんど行っていないようです。
授業だけでなく、朝の会でも、英語を使って進めています。
ある学年のあるクラスでは毎日、今日は○○曜日を、英語で唱えているので、一週間の曜日を英語でスラスラ言えるのだろうなと思っていましたが・・・思いの外、覚えていないのです.指を折りながら、月曜日から順に唱えたり、曜日の歌(サンデーマンデーチューズデー・・・)を歌ったりしないと、すぐに日本語の曜日と、英語の曜日が結びつかないのです。(九九でもそういう子いますよね)
そのクラスの一部の子だけの問題ではないようです。
小学校の英語教科書は、内容盛りだくさんです。毎回、子どもたちの興味をそそるような楽しいエピソードとアクティビティをセットにした内容になっています。・・・・でも、基本文型を繰りかえし練習したり、「これだけはおぼえよう!」といわゆる”圧”をかけたりするようなページは見当たりません。
英語勘のいい子は、どんどん英語になじんでいきますが、そうでない子もいます。授業には楽しそうに参加していますが、まったく身についていないこともあるようです。
昔ながらの暗記再生型トレーニングも意識的に取り入れていかないと、基本的な単語も身に付かないまま、卒業してしまう子も相当数いるような感じです。・・・これは杞憂でしょうか?
かなり以前、「見える学力・見えない学力」というフレーズが流行したことがあります。
「点数化しやすい」、「視覚化しやす学力」を見える学力、意欲とか心情とか、単純に比較できないものが見えない学力としています。
見える学力ばかりにとらわれていてもよくない・・・見えない学力(非認知能力という定義もありますね)が大切!ということは最近、声高に主張されており、最近の教育界のトレンドです。
科学、医学などの世界では、新しい発見、理論、技術は、過去のそれに基づきつつ、それを礎にして、進化します。ある意味、不可逆性の進化です。
その一方、ファッションのトレンドとかは、流行と、時代遅れは、ときに入れ替わったりもします。
教育界はどうあるべきでしょうか?
ボクは、きちんとまじめに研鑽をつんだ教員ではなく、その時々、目の前の子どもたちに、自分なりに誠実に(いやそうとも言い切る自信はありませんが・・・それなりに・・・かな?)に向き合ってきた一教員です。
ボクは今の指導要領が目指す外国語学習のあり方についてあまり分かっていないので、的外れな見方をしているのかも知れません。
ちなみに、ボクは,温故知新という使い古されたフレーズが好きです。
教育にかかわることでも、過去の思想家、実践者のことを知らないで、知ろうともしないで、未来を語るのはなんともまあ浅はかじゃないかなと思っています。
ボクは,カネッチの学舎で、オリジナルWEB英語コンテンツをたくさん紹介してきました。ワンパターンのカルタ型が中心ですが、いかがなものでしょうか?
カルタ・・・・思いっきり過去の資産です。 見える学力派かな?
もし効果が期待できるようでしたら、どこかのクラスで使ってもらえませんか?
2022/02/17 カネッチ
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