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#000 終演

先日、2020年12/27(日)にとあるサークルに所縁のあるものが集まるダンス公演「#000」(読み:ゼロ)公演がありました。
(諸事情によりサークルの名前は出しませんが、この記事を書くことは許可をいただいております。)

実は2020年内中に上げる予定でしたが、自分の痛恨のミスにより12/31にデータを無くしてしまい、あげるべき腰が重すぎて再度同じ文章を書くのに3日を要しました。笑
1/3にあげると言っていたのに4日になってごめんなさい!

今回の公演は現役はもちろんのこと、OB.OGも出演する公演となっておりました。
自分はOB2年目で、まだ卒業してから日が経っていない部類の代なのですが、自分の代含め数多くのOB.OGも集まり、所縁のある人たちが集まる公演なので仲良くさせてもらっている別のサークルの子達の出演ナンバーもあり、総勢69名が集まる公演となりました。
(他の大学の大型ダンスサークルと比べると少ないですが、ここのサークルにとってこれは大人数なのです。。。!)

もともと3年ぐらい前から単独公演はやろう!と企画はしていたのですが、場所が取れなかったり、人数が減ったりといろんな理由で出来ず、自分は卒業してしまいました。

今回の幹部は自分が3年生(幹部)の時の1年生で、彼女達はこれまた違う諸事情で2年連続幹部をやった代でもありました。
自分が幹部の時ダンスもまだまだで可愛かった子達が、こうして外部で単独公演をうつ、そして自分たちがヒーヒー言っていたタスクの何倍もの仕事量をこなす。そんな新しい挑戦をしていくまでに成長したのを見て、こう心が熱くなる感情は拭えませんでした。
ましてや、このコロナ禍で大変な状況の中。

詳しくいうと長くなるので多くは語りませんが、本当に大変だったんです。自分が知っている話だけでも吐きそうになるぐらいの仕事量を幹部はこなしていて、この言葉だけで表すには申し訳なるぐらい本当に大変だったと思います。
こんな安い言葉で報われるとは思いませんが、本当にありがとう。お疲れ様でした。

さて、上記でも語ったコロナ禍に関しまして、この公演ではしっかりとした対策を行っていましたし、まだ行っております。
昨今、ダンスに限らず舞台関係の概要や公約には「感染症対策に関して」といった資料は必須のものとなっています。
それでも日々増え続ける感染者。
公演直前に感染者は増えるし、気が気でない状況でした。

OB.OGとして関わる以上この件に関してはどうしても幹部が決めたことに従う存在でしたが、その感染症対策の徹底ぶりときたら!

まず検温に関して、公演の稽古期間(10月頃)から毎日の検温。本番2週間からは毎日朝夜の2回検温。
これだけだとそんなんやって当たり前!と思う方もいると思います。
でも、やっぱり人間なので忘れてしまうこともあるんですよ。あれ、朝送ったこの記憶は昨日の?みたいな感じで。
ここで特筆すべきは、翌日に昨日送ってない人は名前付きでリストが送られてくるんです。
これには迷惑をかけてしまった感がとてつもなくあり、各々の責任感が増してくんですね。(ちなみに自分は2回名指しされました。。。ごめんなさい。)
もちろん体温は測っていて送り忘れ、かつ体温計は前に測った体温が最初に表示される(自分のはそうでした)ので改めてそれを送るのですが。

他にも感染症対策としては、ジャズダンスなので基本が裸足で、フロア等もあり手を地につくこともあるので、床のアルコール除菌。
この写真を見れば一目瞭然ですね。笑

こちら会長の璃音が持っていたものですが、大変な大荷物の中持ってきていました。
稽古場には朝早く入ってみんなが来る前に除菌。ほんと助かりました。

また、公演を見にきた人は分かると思いますが、1部の中にマスクを外す演出があったと思います。
こちら現役に確認したところ、1部は現役のみのナンバーで構成されているので連続で出演することもあり、もしマスクを全てのナンバーで外してしまうと15分以上つけないということになってしまう(15分以上で濃厚接触者認定となりまふ)ので1部のMナンバーラストのみマスクを外していたそうです。

ここまでやってくれると出演者としても安心して舞台に立てるというものです。


さて、話は変わりまして今回ありがたいことにナンバーの振り付けをしました。
なんと尊敬するつるさんとの合作です。


個人的な話となってしまうのですが、自分は生涯で叶えたい夢をいくつもあげた夢リストというものを作っているのですが、その一つに
・出身サークルで振付をする
というものがありました。
この夢は30歳ぐらいまでに叶えれるかなーと思っていたのにこんなに早く叶うとは思ってなかったです。

でももっと早く叶っているはずだったんです。

このサークルは大きな公演は年に2回あり、5月の新入生歓迎的なやつと11月の文化祭の公演(今回はそれらができず12月に単独公演をうちました)
2020年の5月。コロナ真っ盛りの自粛していた期間です。
実はここで振付をする予定でした。
曲も決まっていて、振りも作っていたのに、それらはどうしようもない理由を前に潰えてしまいました。
その時の気持ちはなんとも言葉にできないものでした。

だからこそ。
このような機会をくれた幹部には感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。
本当にありがとう。

話を戻しまして、つるさんと2人で作る2部OPENING「Decisive Strike」

まず初めに言いたいこととしては、
出演してくださった28人のダンサー。
素敵な衣装を作ってくださった蘭さん。
一緒に作品を作ったつるさん。
ありがとうございました!

こんな振付師としてはまだまだひよっこな自分についてきてくれたことは感謝です!

その傍らに、
それはそれはとんでもないプレッシャーがありました。
つるさんとは6年前、自分が1年生のころ初めてお会いし、それから何度もつるさんの作る作品に出演してきました。
3年生の頃の「一滴の影響」。
自分たちが幹部でだれにOPENINGをお願いしようかという時、自分がつるさんがいいと推し、踊った作品でもあります。

そんな尊敬してやまないつるさんと肩を並べて2人で振り付けするだなんて。。。
なんだかわからない圧力がそこにはありました。

「肩を並べる」

今回振付した上でこの言葉を強く感じました。

最初からこの言葉があったわけではなく、もちろん今も肩を並べれたとは思っていません。
実はつるさんと電話で相談していた時にいわれた一つに、
「一緒に振り付けするってのは"肩を並べる"ってことなんです。」(言い方は違うかもですが内容はこんな感じでした)
そう言われてから、自分が出来ることはなんだろう。2人だからこそやれることはなんだろう。とより一層考えるようになりました。
多分これがきっかけで吹っ切れた気がします。

こうして文字に起こすこと自体、自分の弱いところを曝け出すようですし、つるさんはもっと評価されるべきだ!と主張しているようで(つるさんはこう言われるのを嫌がります笑)、迷ったのですが、葛藤の末やはり書こうと思いました。

つるさんは思ってないかもですが、正直めっちゃ迷惑をかけてしまったと自分は思っているので、またリベンジしたいと思ってます!
つるさん!!!待っててくださいね!!!

それにしても久し振りに踊った舞台は本当に楽しい時間でした。
踊ってて死ぬかと思うぐらい疲れる作品だったけど。。。笑

ありがとうございました。 


まだまだたくさん書きたいことはあるのですが、長くなりすぎるので今日はここらへんで終わりにしようと思います。
自分が出演した、
・佑紀さんのSlow Jazz「inside」
・秀介さんのAll Men's「own hands 2020」
に関しては別で書こうと思います。

こんな長文をここまで読んでくださりありがとうございます。
最後まで読んでくれる人はあまりいない気がしますが、最後に一つだけ。

本番日から1週間以上経ってますし、年末年始もはさみだんだん日常に戻っていってますが、この日のことは忘れないと思います。

そんな時間をくれた幹部のみんな。

璃音!4年生にして会長を務め、たくさんの重圧があったろうによく頑張った。お疲れ様!

ふちべ!色々考えた上でそれでも関わってくれてありがとう!ENDING泣いたわ!泣きすぎてよくみえんかったわ!

律紀!あんなに終始拍手が起こっているナンバーは見たことなかった。よく繋いでくれたね。ありがとう。

英里!なんどもいうけど英里のダンスが好きです。本当によくここまで頑張りました。最後の舞台、素敵でした。

杏実!iDOLあみんちょ最高だったよ!!!ナンバーも出てくれてありがとうね。

佳純!メッセージカード同じこと書いてたね!笑隣で踊れてよかった!!!

里夏!早替えのお手伝いありがとう!(←これしか関わりがない!笑)実は元気もらってました!!!

明莉!明莉がいなかったら公演が成り立ってなかった。居てくれてありがとう。

真由!本当にありがとう。真由がいてくれたから俺たちも関われたし、これからも繋がったよ。沢山話して、沢山悩んで、よくやり切ってくれました。感服です。お疲れ様でした。

最高の時間をありがとう!!!

ケイン's note vol.2

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