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恥ずかしい過去を思い切って話してみるとそこに意外な価値があったんだと気が付く No.588

先日は井上塾プレゼン道場2回目を開催しました。

塾とか道場とかもうちょっとかっこいいネーミングはないの?って皆さんに言われるし、私もそう思うのですがなぜか「おりてくる」のがこういった名前なんです。

私自身ももう少しシャープなかっこいい名前つけたいんですけどね、なんか気が付くとむさくるしい感じになってます。先日私のタグラインの募集はしましたが、プレゼン道場の名前も公募したほうが良いかもしれませんね。

全6回のうち今回が2回目でしたが、今回は皆さんの今までの人生を振り返っていただき、5分にまとめて発表するとう、かなり難易度の高い内容でプレゼンしていただきました。

ここで大切なのが、ただの人生の振り返りではなく「自己開示」と言って過去に起きたことを楽しかったことだけでなく辛かったことも含め、しっかりと向き合い心を開いて発表するという体験です。

まずは私がトップバッターとして「以前は感情が出ないという悩みが有り、それがどんな経験からきているか」という話をさせていただきました。また、高校時代は学校に行かずパチンコばかりしていた話などもお伝えしました。

皆さん恥ずかしい過去や知られたくない思い出などあると思いますが、法に触れない範囲で、人を傷つけるようなことが無いなら思い切って話をするととてもスッキリします。また、たとえ悪いことでも人生に起伏があり、ギャップが大きいほど魅力的な人に見えます。

伝記などでも「生まれてから死ぬまで平凡に幸せに暮らしました」なんて話誰も読みたくないですよね。

案の定皆さん5分で終わるはずがなく全員7分~9分の発表になりましたが、誰一人として平凡な人生を送っている方はいらっしゃいません。皆さん波乱万丈の人生を送られていて聞きごたえのある話ばかりで、お互いの人生を味わう体験をしました。

兄弟関係がうまくいっていなかった、親子の関係に葛藤があった、暴走族に入っていた、引きこもっていたなどあまり人に言いたくない事を、思い切って人に伝えることでその過去に新しい意味をつけることもできます。

それまでは嫌でしょうがなかった過去も、口に出して皆さんに伝えてみると自分が思っていたよりも良い意味付けが出来たりします。

過去にいじめられたおかげで今は弱い方の気持ちがわかる、病気をしたおかげで健康の大切さを伝えらえる、引きこもっていた体験のおかげで仕事の楽しさを理解できるなど、過去の事実は変わりませんが、意味づけを変えることで過去の出来事が意味のある物になります。

そんな体験をして頂きたいと思い、昨日は「自己開示」を行いましたが、皆さんしっかりとオープンに話をして頂けました。

ただしこれも、この場の皆さんが話をしても安心して話せるという環境が大切です。話したことが翌日のSNSで皆さんに知れ渡るようなことになっては安心して話すことはできません。

プレゼン道場はそんな皆さんが思い切って想いを伝える練習ができる安心で安全な場として開催しています。

またプレゼンの練習をするために来ていますが、皆さん自分の過去のストーリーを話すときは台本も見ずにしっかりと話が出来ています。その感覚を覚えていただき、実際のプレゼンの場でも発揮してもらえればと思っています。

いよいよ次回が前半の山場で、10分のプレゼンを宿題でまとめたものの発表になります。

なんと今回のプレゼン道場はそのプレゼンをマジックプレゼンテーションの渡邉秀美さんに見ていただきフィードバックをいただきます。

更に10月にはスーパープレゼンターの渡邉さんのセミナーもあります。10月の渡邉さんのセミナーは単体でも受けられますのでご興味のある方はぜひご参加ください。

今のところリアル開催だけの予定ですが、ご要望がありましたらZoom開催も検討いたします。ご希望の方は下記リンクまでご連絡お待ちいたしております。

今日の一言
自己開示は安心できる場で思い切って行う
成長するための実践行動
自分の過去を振り返りすべてをオープンにしてまわりに伝える
その時にどんな感情だったかも振り返る
その出来事によって今自分がどのようになっているかも考えてみる
心から伝えると伝わるという体験をする

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