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思いがなかなか伝わらない方に 毎日note連続1075日目


昨日も企業内の研修を2件行わせていただきました。

環境整備や理念浸透の内容で研修を進めますが、その基本にあり絶対に外せないのがコミュニケーションですよね。

研修に行き現場でよく聞くのが「うちのメンバーは何度言っても聞かない」というセリフです。

私はその言葉を聞くと「相手のせいにする前にまずは自分の伝え方を振り返りましょう」と必ず伝えるようにしています。


これはよくよく聞いてみると上司が部下に3回くらい言ったけど聞かないので、言う方が諦めていたケースがほとんどです。

エビングハウスの忘却曲線を見れば一目瞭然で、人は忘れるように出来ているので何度も繰り返し伝えなければ伝わりません。伝わっていないのは伝える側の責任なんですよね。


相手の行動が変わって初めて伝わったということになるのですが、他によくある間違いが、相手が理解したのかを確認していないという例です。相手に伝達をして「はいわかりました」という返事があっても、実はこの本当の意味は「話は聞きました」という意味です。

本当の意味で伝わるというのはこちらが依頼したことを最後までやり遂げてようやく「伝わった」ということになります。

ここで忘れていけないのは、正しく相手が理解したかを確認することです。依頼事項を伝えた後、「今私が依頼したのは何ですか?」と確認し正しく理解できていれば大丈夫です。

内容を正しく理解していても出来ない時は相手の能力に問題があったり、トラブルがあったりした時だと思いますので、その時はサポートに入ります。


感動と言いますが、相手の行動が変わるのは相手が心でじてくので行動が変わります。

大切なのは相手の感情に届くように伝えることです。必要な時には心を込めて相手のために伝えれば相手も受け取ってもらえます。

ここで気をつけなければいけないのが、伝えたいことが自分のためになのか相手のためになのかを確認することです。

どんなに感情をこめても自分のためにという意識では相手に伝わらないので、あなたのために伝えるという気持ちで伝えましょう。


それでも伝わらない時は、あなたの存在が認められているかを確認する必要があります。

例えあなたが上司でも、相手が上司として認めていなければ話を聴いてくれません。普段から信頼できる上司であれば良いのですが、そうでなければまずは信頼関係を作るところからスタートです。

上司としての態度を日々とり続け信頼される上司になりましょう。


あなたの話が伝わらない時にすべての基本になるのは、私の伝え方のせいで伝わっていないと振り返ることです。

相手が聞いてくれないと思いながら伝えても伝わるはずがありません。相手は絶対聞いてくれるので相手のために伝えるという意識で伝えていきましょう。

自分の伝え方を磨き良くしていけば必ず伝わるようになりますよ。

偉そうに書いていますが、私も反省ばかりなのでしっかり伝わるよう伝え方を磨いていきます。

今日の一言
相手のために伝え方を磨いていく
成長するための実践行動
・伝わらない時は自分の伝え方を振り返る
・繰り返し伝え、正しく伝わっているか確認をする
・上司としての態度で相手のために伝える

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