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相手を通して自分を見る No.979



皆さん「嫌いな人」「苦手な人」「いやな人」っていますか?

私は基本的には嫌いな人はいませんが、苦手な人はいます。

私が苦手なのが押しが強く、自分の意見を通そうとして、わがままで俺様なふるまいをする人です。


昔からこういったタイプの方が苦手で、自分は絶対にそんな振る舞いはしないようにと気をつけています。

皆さんはどんな方が苦手だったり、いやだと感じたりしますか?


もし今ここで個人名で上げられるのなら、その方の名前をあげてみてください。

そして、その方の気になるところや、いやなところを3つ挙げられますか?


自分が嫌だと思う人の名前________________________________

その方の嫌だと思う所
1._________________
2._________________
3._________________


ここで質問ですが、あなたが嫌だと思う方から出てきた嫌なことって自分の中にそんな要素はありますか?

2パターンあるのですが
①言われてみればその通りで、自分にもそんな要素がある
②自分にはそんな要素はなく、自分も絶対にそんな風になりたくないと思う

どちらかのパターンに当てはまる方がほとんどだと思います。


これ実際に書いてみると、多くの方が自分の中に相手の嫌だと思う要素があることに気が付きます。            

これは心理学で「投影」と言われるのですが、相手の中に自分自身を映してみているんですよね。

目の前にいる人は映し鏡だと言われますが、自分が気になる要素なので相手の中にそんな要素を見つけます。


例えば私は押しが強い人が苦手ですが、全く気にされない方もいらっしゃると思います。

同じように私は、気の弱い人を見ても大丈夫かな?と心配にはなりますが、いやな気分になりません。しかし、気の弱い人が嫌だと感じる人もいらっしゃると思います。

これは①のパターンで自分が持っていて、気にしている要素を相手に写して見ているので相手のそんな態度が気になります。

優柔不断な人が苦手な人は自分の中に優柔不断な自分がいて、それが気になっていたり、自分のことを思っているより低めに表現する人はその表現が気になるんですよね。


逆に②のようにそんな自分には絶対になりたくないと思う要素を相手の嫌いなところに書いた人は、自分の中の隠したい部分をその相手の中に見つけています。

実は私も押しが強く、自分の意見を押し通す人が苦手で、絶対に自分はそうなりたくないと思っていますが、幼少期はそんな自分だったことを思い出しました。

そんな自分でいた時に、何かこれでは嫌だと思う経験があり、そんな自分を出さないと決めて行動を変えています。


私は小学校の頃までは積極的に前に出て発言し、押しの強い方でしたが、中学に入り自分がかなわない相手ばかりに囲まれ、恥ずかしい思いをしてから自分のことをあまり主張しないようにふるまうようになりました。

こういった記憶がある方もいますが、いつの間にかそうするようになったという方も多いと思いますが、もし自分が絶対そうなりたくないということを書かれた方は、一度自分の過去を振り返っていただくと良いと思います。

何かそうするように決めた体験があるはずです。


人を見て嫌だと思うことは自分の中にもあると知ることで、相手にも優しくできますし、自分にも優しくなれます。

私も自分が実は押しが強い自分だったことを思い出し、それを許可してあげることで、ずいぶん楽になるのを感じました。

皆さんも嫌だったり、苦手だと思う相手に向き合い、何が嫌なのかに向き合うことが、自分にも向き合うことになります。

そんな自分が許せると自分にも相手にも優しくなれますよ。

今日の一言
嫌だと思う相手の要素は自分も持っている
成長するための実践行動
・苦手だったり嫌だと思う相手の名前を書く
・その相手の嫌な要素を3つ挙げる
・その要素が自分の中に無いかを考える
・そんな自分を認める

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