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仕事を設計する ハイ、私も全力で再設計中です No.649

先日「えのさん」こと榎本計介氏のスペシャルセッションを井上塾で開催しました。参加者の皆さんの質問にえのさんが答えるというグループコンサルの流れで進行していったのですが、私も目から鱗が落ちる瞬間が何度もありました。

特に自分が出来ていなかったことの一つがビジネスの設計の部分で、人の流れやコンテンツはしっかりと作りこみをしていたのですが、利益率から計算した時にいくら広告宣伝費に費用をかけられるかというポイントを忘れていました。

世の中のセールスを見ていると、健康食品のように売りにくいものは利益率も高くその分広告宣伝費に多くの費用を使えます。

逆にオフィス用品や文具類は売りやすいので利益率は低く、メーカーに広告宣伝は任せて、店舗では広告宣伝費はほとんど使わないようなものもあります。

広告宣伝費は低い方が良いと考え、出来るだけ低予算で抑える方向に考えていたのですが、これでは広がるはずがありません。適正な広告宣伝費はビジネスを広げていくために必要になります。

しっかりと自社商品の利益率を算出し、どれだけ広告宣伝に使えるかを計算し、その分を計画通り投じていく。そうすれば売りやすい商品なのか売りにくい商品なのかがわかるので、再度調整を行っていくという順番です。

広告宣伝費は当初の予算しか立てず、ビジネスを始めてから余剰を広告宣伝費に充てるという設計でスタートする方が多くいらっしゃいます。

また、職人気質の方に多いのが「良いものを作っていればいつかは売れる」という考えの方です。

間違ってはいませんが、それではビジネスに広がりがありません。

ビジネスに質を求め、利益率を高くし深掘りをしていくのか、効率を求め広げていくのかの選択が必要です。

寿司屋にたとえて話をされていましたが、職人がやっている高級すし店を目指すのか、回転寿司店を目指すのかで方向性は全く変わります。

自分のビジネスがどちらを目指しているのかを明確にして、投じられる広告宣伝費を正しく使いビジネスを最大化していく。

基本の部分が出来ていなかったことに気が付き、改めて設計をしなおしています。

皆さんも自分のビジネスの適正な広告宣伝費を算出し、計画通り投じていきましょう。

今日の一言
ビジネスを設計し計画に従い運用していく
成長するための実践行動
・自社の利益率からどれだけ広告宣伝費が使えるかを明確にする
・明確になった広告宣伝費を投じる
・適切かどうかを見極め調整していく

自社の適正な広告宣伝費を知りたい方、是非ご相談ください。


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