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最悪を想定すると気分が楽になりますねNo.512

ようやく緊急事態宣言も解除され、街にも少しづつ動きが見えるようになってくる中、先日2ヶ月ぶりにクライアント様を訪問させていただきました。

社長と面談をし近況報告を伺いましたが、環境は厳しくなっているそうです。

コロナの影響で悪化しているところもあれば、特需に沸いている業界もありますが、東海地区全体ではかなり落ち込んでいるようです。

特に愛知県は大手企業の影響もあり景気DIが22.5と全国平均を下回る状況で、3カ月先のフォーカスを見ても上向く見込みがありません。

先月は状況も悪くなく、楽観的な予測されていたのでこの1カ月で急激に悪化されたようです。

稲盛和夫さんの言葉で「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」とありますが今のような状況で大切なのは、悲観的な計画です。

最悪の事態を想定したときにどうなるのかを一度イメージしてみると気が楽になります。例えば会社なら倒産するならどのような状況になるのかを一度考えてみます。

もちろんきれいごとで済む話ばかりでなく、色々な方に迷惑をかける事もありますし楽しいことではありませんが、生きてさえいればもう一度やり直すこともできます。

私も自分が経営していた会社を失うという状況になった時に、本当に落ち込みました。実際にそういった事態になるまでが一番どうなるかわからないという不安や、会社を失うという恐怖の中にいますが、なってしまえば「こんなもんか」と思えることばかりです。

また、その中で失うものも多かったですが得るものも多くありました。「あの時に比べれば」と思えるのは私の財産になっていますし、少々のことでは動じなくなりました。

「死ぬこと以外かすり傷」という箕輪 厚介さんの本のタイトルにもありますが、その通りだと思いますし、自分が諦めない限り死ぬようなことはほとんどありません。

正しくリスクを理解し、不用意に恐れない事が大切です。

※恐怖とリスクの違いを友人の藤垣会計事務所の藤垣先生がまとめてくれています。よろしければご覧ください

最悪のケースを想定した上で悲観的な計画を立てていくと意外と何とかなると思えたり、厳しい判断もせざるを得ないという決断が出来ます。

「どうしよう」と悩んでいるうちは厳しい決断をする事さえ決められませんが、最悪の事態を想定し「それに比べれば大したことない」と思えれば厳しい判断も出来るようになります。

不安な気持ちに流されず、悲観的な目で計画を立て、いざ行動するときは楽観的に行動していけばほとんどの事は何とかなります。

「あなたの不安の90%は杞憂だ」という言葉もあります。事実をしっかり見つめ日々元気に過ごしていきましょう。

今日の一言
不安に負けないよう計画を立てる
最悪を想定して計画し、最善を尽くしていきましょう。

毎日が不安で何から手を付けてよいかわからないという方、どんな計画を立ててよいかわからないという方のサポートをさせていただいています。

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