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ぼんぼん社長㉗ アニューオーガニックファーム② 毎日note連続1104日目


皆さんこんにちは、ぼんぼん社長井上 剛典です。

前回は「アニュー・オーガニックファーム」という自然食品の店を始めたところまでお伝えしました。今回はそのお店がスタートしてどうなったかをお伝えしていきます。


とりあえず勢いだけで始めたお店でしたが、まだ20代で元気だけはありましたので体を動かすところから始めました。

当時はインターネットでの広告戦略もメジャーではなく携帯も通話しか出来ない物で、iモードも始まっていない時代だったんですよね。アナログですが出来ることから始め、近隣のポスティングを1週間くらい続けてやっていました。

これ以上まわるところは無いというくらい配ったのでもう少し反応があるかと思いましたが、残念ながら反応は薄く先行きは少し不安を感じながらスタートしたんです。


当時は「自然食品の店」と聞くと乾物ばかり並んでいたり、高額な健康食品を販売しているお店をイメージされる方が多く、そんなイメージを払しょくしたいと思い店頭には野菜を多く並べ、豆腐や牛乳などの日配品も目立つように配置しました。

当時は若く理想も高かったので、多少ロスが出ても最初のイメージ通りのお店にするため積極的に仕入れをしていました。

残りそうな食材はどんどんお弁当に回していましたが、それでもすべて使えるわけはありません。

日付の新しい商品が入荷すると以前の商品を値引き販売するという悪循環で、店頭には常に2種類の値段の商品が並んでいたんですよね。


今ならもう少し数値もしっかり管理し、利益率も良くなっていたと思いますが、振り返えると意地だけでやっていて経営を理解できていなく恥ずかしい限りです。

何とか運営を続けていきますが、なかなか収益は良くならず若くて体力があるので何とか出来るような運営が続いていました。

当時はまだ結婚していませんでしたが、妻と一緒にやっていて、朝7時の入荷から22時過ぎの片付けが毎日続くような日々でした。

頑張ってはいましたが、基本が出来ていないので収益につながらず、当時はまだタバコも吸っていてタバコの本数も増えていた気がします。


自然食品の店の店長がタバコを吸っているという時点でどうかと思いますが、当時は気にせずタバコのにおいをさせながら仕事をしていました。

こうやって振り返ると業績の悪い理由はいくつでも見つかりますが、その頃は全く気が付いていなかったんですよね。

若気の至りと言ってしまえばその通りですが、もう少し知識という準備をしていけばよかったと思います。正しい知識があれば無駄な苦労をしなくて済むんですよね。

そんな気持ちがあるのでビジネスなどスタートアップをされる方には適切なアドバイスをしていきたいという思いが今のコンサルという仕事につながっています。


そんな状況で手探りながら仕事をスタートし、1年ほどたった時に妻と結婚をします。

妻が30歳になるまでに子供を作ろうという約束をしていて、逆算をするとそこで結婚しなければ間に合わないタイミングだったんですよね。

フランチャイズ本部の皆さんにも協力していただき1週間お店を離れてオーストラリアで結婚式を挙げてきました。

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仕事にも少し慣れてきて、落ち着いたタイミングで子供もできて、妻が仕事から離れました。売上は良くもないがそれほど悪くもないという状況になり数年が過ぎていきます。

子どもがいない時は良かったのですが、子どもが生まれ未来設計をしていくと「このままではいけない」という気持ちが大きくなってきます。

色々と改善すれば道はあったと思いますが、アニュー・オーガニックファームの運営に迷いが出てきました。

そんな状況になり迷いながら経営を続けていますが、ここからの話は長くなりますので、続きは次回に。


ぼんぼん社長シリーズはこちらから


今日の一言
思いだけでは経営できないので学び、準備をしてスタートする
成長するための実践行動
・思いだけではなく収益も考えて事業を運営する
・自分でわからないことはアドバイスを聞く
・収益と思いのバランスを取っていく

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