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伝えるではなく分かち合う意識を持つ No.339

昨日は陰陽五行論塾の「仕事の帝王学」セミナーに参加してきました。
講師の間宮さんが体験され乗り越えられた事が、まさに私も同じように感じ乗り越えてきた事でしたので、これを読まれた方が同じような失敗をされないように他山の石として読んでいただければと思います。

セミナー中に様々な点で共感したのですが、一番強く思ったのが、「思いを分かち合う大切さ」という話です。もう少し詳しく言うと、普段私たちは思いをつい「伝える」事にフォーカスしがちで分かち合うという意識が中々持てないという事です。

私もそうだったのですが、人に話をする時に「うまく話しをしよう」という事にフォーカスしてしまい、相手がどのように受け取るか、相手が受け取れるかという事を意識せず一方的な話をして「うまく話せたこと」で自己満足に浸り、結果としてなにも伝わっていないという事実だけが残りました。

これは話をするという事だけでなく、例えばこのブログでも同じで、読んでいただいている方がどう思って、どうなってほしいかを考えず、ただ自分の書きたい事を書き、書いた事で満足しているのと同じです。

業務連絡であれば内容さえ伝われば良いと思いますが、思いを伝達する事の本質は「共感していただき」し「分かち合う」ことです。相手の思いに寄り添う気持ちが無ければ共感してもらえません。共感していただくスタートはこちらが相手の気持ちに寄り添う所からです。

しかし、私が共感できていなかったのは相手の気持ちが分かっていなかったからでした。

正しく言えば、相手の気持ちがわからないどころか、相手の存在を認識していなくて、この世の中には自分しかいないというくらい自分にしか意識が向いていませんでした。恥ずかしながらそんな状態でしたので人の心に寄り添うなどという事が出来るはずも無く、人の心がわからないままでした。

自分以外の方の存在を認識し、意識する事でようやく自分の周りの人間関係が明確になり、相手の意識をする事で相手の事を考えられるようになってきました。まずは相手のためにという意識を持って、相手の事を知ろうという意識を持つと相手のための話が出来ます。

相手のためにという気持ちで話せるようになると共感してもらえるようになり、思いを分かち合えるようになります。私もようやく共感していただけるようになりましたが、そのスタートは相手のためにという意識です。思いを伝えるのではなく「分かち合う」という意識を持ち話をしていきます。

皆さんも「分かち合う」意識を持って話を進めていきましょう。

今日の一言
伝えるではなく分かち合う

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