そったくどうじ【啐啄同時】 毎日note連続1164日目
皆さん最近話を聞いたりしている中で
ああっ それっ!!
ってなったこと最近ありますか?
人の話を聞いたり本を読んだりして、めちゃめちゃ腹落ちする瞬間ってありますよね。
私は先日交流会で知り合った川原さんの1時間のセッションを昨日受けたのですが、目から鱗が落ちる瞬間が何度もありました。
自己紹介をより伝わるようにするというセッションなのですが、自分のことを深掘りしていただき、自分でも気が付いていなかった自分に気が付くというホームラン級の当たりが何本も出たんです。
実はこのセッションの内容も新しい情報ではなく、私も聞いたことがあり、普段からセミナーで皆さんにお伝えしていることなのですが、理解が深まり腹落ちしたのを感じました。
頭では理解していたことが本当の意味で理解できて、行動に移せる状態になる感覚です。
これは私のような頭で理解してから行動に移すタイプの方には理解出来る話だと思います。聞いたらすぐに行動できる方には理解しにくいかもしれませんが、考えて行動するタイプはこのステップが必要なんですよね。
とても不思議なのですが、同じ情報でも聞くタイミングや聴く相手によって全く違う話に聞こえるので、行動まで移せるかどうかが決まります。
今回もそんな気付きがあり、自己紹介を少し変更してみたら自分が課題にしていたことが明確になり、セミナー内容も少し手を加えることになりました。
今月はセミナーが17日と23日2回ありますので、参加される皆さんは新しい自己紹介を楽しみにしていてください。
こういった気付きは普段の生活の中でもあると思いますが、そのほとんどが
ああっ それっ!!
って思考の中に「!」が起きた時なんですよね。
こういった「!」が起きる時って情報を自分が必要としているタイミングで聞くと反応するんです。
大切なのは受け取り手に準備が出来ているかどうかなんですよね。
これをそったくどうじ【啐啄同時】というのですが、皆さんこの感覚を感じたことはあるのではないでしょうか。
そったくどうじ【啐啄同時】
またとない好機のこと。また、学ぼうとする者と教え導く者の息が合って、相通じること。鳥の雛ひなが卵から出ようと鳴く声と母鳥が外から殻をつつくのが同時であるという意から。
注記 禅宗で、師匠と弟子の呼吸が一致するときに、悟りが得られるということから。「啐」は、鳥の雛ひなが孵化するときに殻の中から鳴くこと。「啄」は、母鳥が外から殻をつつくこと。
学研 四字熟語辞典
このルールは間違いなく存在し、相手の準備ができていなければ受け取ることが出来ないのですが、講師をやっているとつい無理に教えたくなるんですよね。
外側から無理に殻を破りに行ってしまい、受け取る準備ができていないので受け取れないことがあります。そんな時も受け取れないことを相手のせいにしてしまったりするんですよね。
相手がちゃんと受け取れる状態を作るのも講師の仕事なんですが、出来ていない時があります。
これが職場でも同じように起きていて、部下が受け取る準備ができていないのに無理に受け取らせようとします。
これはたまごで言えば無理に殻を割っているのと同じですよね。無理に殻を割ってしまうとひなが孵らなかったり、孵っても病気がちになったりします。
ちゃんと相手が受け取れる体制を作ることが大切なんですよね。そのために愛をもって相手に寄り添い相手の状況を正しく理解する必要があります。
相手が受け取れる体制を作るのも上司の仕事なので、しっかりと対話をして信頼関係を作っていきましょう。
今日の一言
「!」が起きる瞬間を見逃さず相手の成長に寄り添う
成長するための実践行動
・情報は必要なタイミングでしか届かないことを知る
・適切なタイミングで届けられるよう相手に寄り添う
・必要としているタイミングで適切な情報を手渡す
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