オンブバッタの夏
オンブバッタは、体長がオスは25㎜、メスが42㎜程度の小型のバッタ。小さなオスが、メスの背中に乗っているので「おんぶ」といわれる。
このバッタは食欲旺盛で、他の昆虫が食べないような花壇の花の葉っぱを食べたりする。キクとかナスの仲間の葉っぱも大好き。
さて、このバッタのオスとメスは、どこで出会うのだろう。
穴だらけの葉っぱは、たくさんのバッタが群がって食べたように見えるけど、実は小さな1匹が食べている。なわばりが広いので、出会いの機会が少ないのではないかと、よけいな心配をしてしまう。
おっ、こんなところにオンブバッタが。あれあれ、下の方にもバッタが。大きさが違う。うん。これはオスとメスだろう。
キリギリスのように鳴いたりしないオンブバッタは、どうして異性を知るのだろう。
これだけ離れていたら、互いに出会うことがあるのだろうか。他人事ながら気になってしまう夏のある日。
そばにいるけど互いに知らず
恋の行方は
さて、いかに
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