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試合が無い水曜日|ジュビロ磐田「怒涛の9連戦」振り返り
「あれ?今日はサッカー無いの?」
4月26日水曜日の朝、出勤する前に家族にこんな声をかけられました。
ジュビロ磐田の「怒涛の9連戦」。
毎週水曜日にヤマハスタジアムで試合があることが、家族も含め当たり前のような生活を送っていましたね。
振り返ると4週連続水曜日にヤマハスタジアムでの試合が開催されました。
3/29 vs 栃木SC ○2-0
4/5 vs サガン鳥栖(ルヴァン) ●1-2
4/12 vs FC町田ゼルビア △1-1
4/19 vs 横浜F・マリノス(ルヴァン)●0-1
4回連続で水曜日にヤマハスタジアムに通ったのは、初めてかもしれませんね。ちょっと記憶にないです。
超過密日程といわれた、2020シーズンでもこのようなことはありませんでした。
私はこの間に、静岡SSUボニータのホームゲームを2試合、ジュビロ磐田U-18のホームゲームを1試合を現地で観戦してましたので、3月~4月は本当にサッカー月間でしたね。
この9連戦で超主観的に印象に残ったシーンをピックアップします。
■ 獅子奮迅の働き 金子翔太
この9連戦でMVPを挙げるなら金子翔太です。
リーグ戦とルヴァンカップで常にトップ下で走り続けました。チームへの貢献度は非常に大きかったと思います。
特に以下の三連戦、
3/29 栃木戦(ホーム):89分出場
(中2日)
4/1 大分戦(アウェイ):62分出場
(中3日)
4/5 鳥栖戦(ホーム):72分出場
9連戦の中でも特に日程的に厳しかったこの三連戦。金子翔太はスタメンで出場したのにはかなり驚きました。
「コンディション大丈夫だろうか?」「負傷しないでくれよ・・・」とかなり心配な気持ちで翔太のプレーを観続けていました。
過酷な日程でもチームのために走り続けた金子翔太には感動を覚えました。
更に、4/12ホーム町田戦、4/16ホーム熊本戦はドロー決着でしたが、同点ゴールを決めたのはいずれも金子翔太でした。勝ち点0を1にしてくれた働きは称賛されるべきと思います。
#磐田町田 PickUpPlay🎥
— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) April 12, 2023
前半45+2分#ドゥドゥ 選手とのワンツーで抜け出した #鈴木雄斗 選手のクロスから、#金子翔太 選手が冷静に流し込んで同点に追いつく⚡️#ジュビロ磐田 pic.twitter.com/Muk2sUyzBk
#磐田熊本 PickUpPlay🎥
— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) April 16, 2023
後半8分
PKからのこぼれ球に一早く反応し、 #金子翔太 選手が押し込んで同点に追いつく⚡️#ジュビロ磐田 pic.twitter.com/77RoVp6Lly
■ ジュビロ磐田ユースの躍進
ファビアンゴンザレスの二重契約問題で補強ができず、選手層は決して厚くはない今年のジュビロ磐田。
ルヴァンカップではジュビロ磐田U-18の二種登録選手が出場。特に横浜F・マリノス戦では、川合徳孟の公式戦デビューにより山本康裕がもっていたクラブ最年少出場記録を17年ぶりに更新しました。
【 NEW CLUB RECORD 】
— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) April 20, 2023
⚽リーグ戦最年少出場
山本康裕:16歳10ヶ月25日/2006.9.23 vs.大分
(聖隷JFC→ジュビロ浜北ジュニアユース→ジュビロ磐田ユース)
⚽🆕ルヴァン杯最年少出場
川合徳孟:16歳1ヶ月16日/2023.4.19 vs.横浜FM
(聖隷JFC→ #ジュビロ磐田U15 → #ジュビロ磐田U18) pic.twitter.com/9kv6HTOQPt
しかも同じピッチには山本康裕も出場していたという、なんとも運命的な場面。この試合に現地で立ち合えていたことが誇らしく思えました。
横浜F・マリノス戦では、U-18の舩橋京汰、更には後藤啓介が出場し、現役高校生三人が王者マリノス相手に戦いました。残念ながら敗戦でしたが0-1という最少得点差で乗り切りました。
補強ができなかったことが、二種登録選手の若手にチャンスが回ってきたことに繋がり、実力の底上げになれば、長い目で見て「災い転じて福となす」結果になるのではないかと感じました。
![](https://assets.st-note.com/img/1682507450040-S36VQRFTnB.jpg?width=800)
■ ドゥドゥの覚醒!
覚醒といういい方は相応しくないのかもしれません。もともとその実力はあったのでしょう。ドゥドゥの活躍です。
昨年リーグ戦たったの17分しか出場しなかったドゥドゥ。横内監督に替わり、昨年参加できなかった鹿児島キャンプにも参加。主力メンバーとして定着しました。
圧巻だったのは、4/8アウェイ水戸戦の2連続ゴール。
#水戸磐田 PickUpPlay🎥
— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) April 8, 2023
前半8分
右サイドを突破した #松本昌也 選手のクロスに #ドゥドゥ 選手が冷静に合わせて先制ゴール⚽️🔥#ドゥドゥ 選手、移籍後初ゴール⚡️#ジュビロ磐田 pic.twitter.com/PsllsSKoDp
#水戸磐田 PickUpPlay🎥
— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) April 8, 2023
前半16分#ドゥドゥ 選手が、素早い切り替えで相手の一瞬の隙を突いて2点目を奪う⚡️#ジュビロ磐田 pic.twitter.com/2DmZdI8EhR
この試合はジュビロが一気に畳みかけ、5-1で大勝。
また、得点には結びつきませんでしたが、4/23アウェイ金沢戦では弾丸FKを見せました。遠藤保仁以外にもFKの選択肢があることを見せつけた非常に印象深いフレーでした。
#金沢磐田 PickUpPlay🎥
— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) April 23, 2023
前半30分#ドゥドゥ 選手、バー直撃の弾丸FK🔥#ジュビロ磐田 #jubilo pic.twitter.com/hInlzhMzIk
■ 鈴木海音がJリーグ初ゴール
9連戦でDAZNの前で涙を流してしまったのがこのシーン。
#金沢磐田 PickUpPlay🎥
— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) April 23, 2023
前半45+1分
CKのこぼれを拾った #上原力也 選手のクロスを #山田大記 選手が折り返し、中央で待っていた #鈴木海音 選手が押し込んだ🔥#鈴木海音 選手プロ初ゴール🎉#ジュビロ磐田 #jubilo pic.twitter.com/JGeMfAlSmt
4/23アウェイ金沢戦、鈴木海音がJリーグ初ゴール。これが決勝ゴールになり、ジュビロに勝ち点3をもたらしました。
2020年はJ2リーグ6試合395分出場しましたが、2021年は、経験のあるメンバー中心に戦った影響もあり、出場時間ゼロ。2021年にジュビロはJ2優勝を果たしただけに悔しかったと思います。
翌年2022年、ジュビロがJ1で戦っている中、育成型期限付き移籍で栃木SCへ移籍。栃木で年間通して主力として戦い、世代代表にも選抜されました。
2021年ジュビロで不遇の時期を過ごしただけに、帰還後スタメンの座を掴みゴールという結果を得た鈴木海音。涙が止まりませんでした。
2021年 #ジュビロ磐田 がJ2優勝した年、出場時間ゼロだった #鈴木海音 。翌年、色んな想いを胸に栃木で武者修行しただろう。世代代表でも経験を積み、ジュビロの最大のピンチで帰還した。その海音がJ初ゴール決めて祝福を受ける姿。泣くにきまってるだろこれ😭おめでとう海音! https://t.co/ENlslvHbdl
— 神田川⚽Júbilo IWATA (@kandagawa1975) April 23, 2023
激闘の9連戦を終えたジュビロ磐田。
束の間の休息の後、既に選手達は練習を再開しています。
水曜日に試合が無いのが少し寂しい気もしましたが、9連戦での課題を修正し来るべき徳島ヴォルティス戦に向けいい準備をしてくれることを願ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れる事を願って。
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