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2023なでしこリーグ1部 第2節「静岡SSUボニータvsオルカ鴨川FC」超主観的振り返り

ボニータ 1-2 オルカ
【得点者】
ボニータ:森田和伽(77分)

オルカ :浦島里紗(6分)、古舘知都(53分)

2023年3月26日、プレナスなでしこリーグ1部の第2節。静岡SSUボニータにとってホーム開幕戦です。ゆめりあサッカー場にオルカ鴨川FCを迎え撃ちました。

前節、アウェイで開幕したなでしこリーグ1部。ボニータは、前年優勝チームのスフィーダ世田谷FCから後半アディショナルタイムに山本心の同点ゴールでドローに持ち込み、貴重な勝ち点1を持ち帰りました。

このホーム開幕戦はYouTubeでライブ観戦 しました。

前日から雨が降り続いた磐田市内。試合当日も雨が続き、ピッチの両サイドは水たまりができており、コンディションは良くありませんでした。

残念ながら結果は、ボニータは1-2で敗戦となりました。


スターティングメンバー

(フォーメーションは独自見解です)

前節に引き続きスタメンCBの大間由樹は昨年までオルカ鴨川FC所属で古巣対戦となりました。

前節からの変更は彦坂桃花小野田果歩がスタメン入り。キャプテン山田優衣はサブに回り、ゲームキャプテンは塩澤優が務めます。

前半開始早々に失点

それにしても、ピッチ両サイドの水たまりが厳しい。

ボールを繋ごうにも水たまりで失速してしまいます。どちらかと言えばパスやドリブルで繋ぐボニータ側が苦しんだ印象。

一方で前半5分、オルカの松尾美月選手のクロスを浦島里紗選手が頭で合わせてゴール。水たまりを苦にしない形で早々にゴールを決めてしまいました。

前半 小池真理のドリブル突入

ボニータの最初の決定機は、前半10分。中盤で土屋佑津季が奪ったボールを小池真理が受けてドリブル開始。三輪玲奈にパスで繋ぎ再び小池真理へ。キーパーと一対一になるものの、残念ながらオフサイド。

非常に惜しいプレーでしたが、ここもやはりピッチコンディションの影響を受けたかもしれません。

後半もボニータは自陣で耐えるが・・・

ボニータ1点ビハインドのまま後半に入り、小池真理から梅津真央に交代。

しかし、オルカは引き続き高い位置でボールを奪いにいき、ボニータがオルカのボックスに入ろうとする隙を与えません。どうしても自陣で耐える時間が多くなります。

53分、オルカの右サイドからのコーナーキック。GK髙橋美春とオルカの選手が競り合い、そこから後方に流れたボールを古舘知都選手が頭で押し込んで2点目。

55分、小川監督は選手を3枚替え。山本心、服部花音、山田優衣をピッチに送ります。

交代早々、山本心は彦坂桃花からのナイスなフィードに合わせ、オルカのゴールを襲います。前節のようにジョーカー的な役割で非常に期待ができる選手です。

森田和伽 追撃のゴール

試合も終盤に入り76分、小川監督は森田和伽をピッチに送り最後の交代カードを切ります。点を取って来いと言うメッセージ。山本心とツートップを組みます。

森田投入直後、山本心が敵陣ボックス左から一瞬のスキをついてドリブル突破しボックス内へ入りすかさずシュート。一度はGKにキャッチされるも前にボールを落とし、そこへ前に全力で詰めて来ていた森田和伽が押し込んでついにボニータゴール。

遂にオルカの堅い守備をこじ開けました。

これで流れが変わったか、ボニータが更に仕掛けますが時間が無くタイムアップ。

残念ながらホーム開幕戦を白星で飾ることはできませんでした。

総括と次節に向けて

寒い雨天で応援し続けたボニータサポーターの皆さん。本当にお疲れ様でした。

両サイドに大きく広がった水たまりに両チームとも苦しめられましたが、オルカは高いクロスからの1点目、コーナーキックからの2点目と水たまりに影響し難い形で得点しました。

一方ボニータも懸命にオルカの堅い守りをこじ開けようとしましたが、ピッチコンディションの影響もあったのか苦しみましたね。ドリブル突破しようにもボールが失速するので普段よりもスピードが落ちたのかもしれません。

その悪影響の中でも山本心の突破力、そして森田和伽がしっかり詰めていたプレーは良かったです。

前節に引き続き山本心がフレッシュな状態で後半から入って来ることにより、その突破力は非常に効果的なのかもしれません。スタメンでも見てみたい選手です。

次節は4月2日、アウェイで日体大SMG横浜と対戦。ニッパツ三ツ沢球技場での戦いです。今季初勝利をあげることを期待しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
静岡SSUボニータのファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

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