#俺達は大津祐樹を待っている-ジュビロ磐田 大津祐樹の2022年-
2022年の大津祐樹を振り返った時、真っ先にこの言葉が思い浮かびます。
6月21日、大津祐樹がtwitterで衝撃の報告をしました。
「突発性難聴」
「左耳からの音ががほぼ聞こえない」という告白には本当に驚きました。
そして、病名を公開した理由を以下のように語っています。
常にサポーターの事を思い、そして同じ病気で闘っている人にも想いを寄せる姿勢。その気遣いにはいつも感心します。
私が「大津兄貴」と呼んで推しの選手として応援するのは、その大津祐樹の人柄なんです。
しかし、ジュビロの貴重な主力FWですので戦力ダウンとなるのは明白です。
大津祐樹が病状告白する直前、6月18日の第18節ホームサガン鳥栖戦。
ジュビロはで3-1で快勝し、ようやくジュビロの勝ち方が見えたような試合でした。その矢先の離脱となっただけに、これからやってくる厳しい夏場のジュビロの戦いが非常に心配でした。
また、タイミングの悪いことに、同じく得点源だったファビアンゴンザレスもホームサガン鳥栖戦後にコンディション不良で5試合離脱したため、貴重な主力のFWを同時に2人欠く状態となってしまいました。
しかし、ジュビロの選手達、そして、ジュビロサポーターは、
を合い言葉に、多くの人がエールを送りました。
治療に入って約一か月、嬉しい報告が入ります。
チームからは当初「合流時期は未定」と発表があっただけに、今季絶望かもしれないと思っていましたが、想像以上の速い回復に本当に安心しました。
7月17日。第17節アウェイFC東京戦。
大津祐樹は遂にピッチに戻って来てくれました。
しかもスタメンでの復帰には感激でした😭
ウォーミングアップ前の挨拶で、
「待っていたぜ!大津祐樹」
の弾幕前で深々とお辞儀をする姿が印象的でしたね。
シーズン途中の突然の病気による離脱は、私たち応援する立場の人間も心を痛めましたが、大津祐樹本人及びご家族もさぞ心労があっただろうと拝察します。
改めて復帰できたことは本当に良かったと思います。
ジュビロとしては、大津祐樹不在期間を含む夏場の戦いで下降線を辿ってしまい、それが最後まで尾を引いてしまった結果、J2降格という残念な結果になってしまいました。
大津祐樹本人も復帰後のゴールはゼロであったことから、悔しいシーズンであったと思います。
来季は再びJ2での戦いになります。
大津祐樹の来季の去就は公式にはリリースされていませんが、昨年J2で勝ち続けた原動力の大津兄貴とまた一緒に戦いたい。ジュビロの中でも個人的に推している選手なだけになおさらです。
J1昇格するだけでなくJ1上位で戦える実力を蓄えて、再び大津祐樹と戦いたい。古巣の横浜F・マリノスや柏レイソルと再戦し、ホームヤマハスタジアムで勝利する姿が観たいのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田、そして大津祐樹のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
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