2024 なでしこリーグ1部 第4節「スペランツァ大阪 vs 静岡SSUボニータ」超主観的振り返り
復活の髙橋美春!
2024年4月6日。
なでしこリーグ1部 第4節
静岡SSUボニータは、アウェイゲームでスペランツァ大阪と対戦。場所は大阪府豊中市にある服部緑地陸上競技場。
私は大阪まで遠征。
現地で応援してきました。
ボニータ応援グループBLUE GALLOPは、たくさんの横断幕と共に大阪へ駆けつけました。
結果はスコアレスドロー。
両チームのGKにファインセーブが生まれる試合になりました。
スターティングメンバー
静岡SSUボニータ
システムとメンバーが変わりました。
前節までの4-1-4-1から、3バックの3-4-1-2へ。
開幕から控えGKだった髙橋美春が今季初出場を果たしました。
昨年寺田郁美と共にボニータのゴールを守り続けた髙橋美春でしたが、今年は開幕から3試合は安間帆乃香が正ゴールキーパーを務めていました。
髙橋美春は、開幕からサブメンバーではありましたが、試合前や試合中に、出場する選手達に向けて大きな声で鼓舞し続けていました。そんなボニータを盛り上げるため、共に懸命に戦っていた姿が印象的でした。
スペランツァ大阪
今節は、何と言ってもGK井上加菜美選手がスーパーな試合でした。ボニータの決定機をことごとく防ぎ続けました。また深澤理沙選手の守備にも手を焼いたように思いました。
そしてスペランツァ大阪は、今年から大野忍さんが監督に就任。2011 FIFA女子ワールドカップで優勝した「なでしこジャパン」のメンバーです。
試合前、ボニータの本田美登里監督と挨拶しつつ談笑する場面がありました。
井上加菜美選手が防ぐ
18分、梅津真央が3人から4人と囲まれますが縦にパスを出します。そのボールをボックス付近で待ち受けていた林知奈がボールを受けた瞬間に、右にいた土屋佑津季がボックス内に走り込みます。
林知奈は反転してボックス内の土屋佑津季へ、GK井上加菜美選手と一対一に!すかさず左足一閃!
しかし向かってきたGK井上加菜美選手が左腕一本ではじき返すビッグセーブ。
改めてYouTube見返して見ても惜しい。悔しすぎる。
これは井上加菜美選手選手を褒めるべきプレーですね。
絶好の得点のチャンスだっただけに非常に残念なシーンでした。
第2節ニッパツ戦で初ゴールを決めた土屋佑津季ですが、今季開幕戦以降相手ゴールを脅かすプレーを続けています。好調を維持しています。今後のプレーに期待です。
井上加菜美選手がまたも防ぐ
25分、ボニータのコーナーキック。キッカーは高島絢音。
キックの直前、ゴール前の集団からするするっと塩澤優が後方に抜け出したところに目がけて、高島絢音がキック。
これが高い精度で塩澤優を目がけて飛んでいきます。
塩澤優は狙いすましてヘディングシュート!
ゴール枠内に飛ばしましたが、またしても井上加菜美選手に弾かれてしまいゴールならず。
一度ならず二度もビッグチャンスを井上加菜美選手に防がれてしまったボニータ。前半で2得点できたかもしれなかっただけに、非常に残念でした。
井上加菜美選手がまたまた防ぐ
35分、三輪玲奈が奪ったボールを右に並走していた林知奈へパス。ドリブルでボックス内に運んでシュート。しかしまたまた井上加菜美が立ちはだかり、キャッチされてゴールならず。
3度の決定機は全て防がれてしまったボニータ。相手のゴールキーパーがスーパーだったのが悔しい。
前半は両チームスコアレスで折り返しました。
髙橋美春がビッグセーブ!
前半はスコアレスでだったものの、3度の決定機があったボニータ。後半何としても得点を取って欲しい。勝ち点3をもぎ取って帰りたい。
BLUE GALLOPの応援にも力が入ります。
今季初出場のGK高橋美春は、試合開始から持ち前の後方からの声出しでボニータの選手達を鼓舞し、指示を与え続けました。
昨年、ボニータのゴールを守り続けた守護神の姿を久しぶりに見ることができたので、今回遠征して本当に良かったと思いました。
しかし、試合は後半に入っても両チーム得点することができず時計の針は進んでいきます。
祈るような思いで応援していましたが、75分ボニータに最大のピンチが訪れました。
南山千明選手がボニータの裏のスペースへボールを蹴り込みます。そこへ増永朱里選手がドリブルでボックス内に運ぶ。ボニータの3バックは戻りながらマークに付こうとしますが、増永朱里は中央へボールを蹴り込む。
そこへ深澤里沙選手が走り込んでシュートに行こうとしますが彦坂桃花と梅津真央が身体を張って防ぎます。一旦後方へ戻したボールに対し、走り込んできた谷口愛奈選手が強烈なミドルシュート!
そこへ髙橋美春が横っ飛びで弾き出す超ビッグセーブ!
まさに1点ものの髙橋美春の大ファインプレー。
試合終盤でしたので、もしゴールを決められていたらスペランツァの決勝点になりかねないシュートでした。
よくぞ防いでくれた守護神。
しかし、相手のコーナーキックとなったため、ボニータのピンチが続きました。
そこへBLUE GALLOPのコールリーダーが、
この場面を守り切ってくれることを願って、今季初披露した髙橋美春選手の個人チャントでスタンドから応援。
ボニータの数あるチャントの中でも、個人的に最も好きな曲。
このコーナーキックは、結果としてゴールキックに持ち込みピンチを免れました。
その後も両軍共に得点ならず、試合はスコアレスドローで終わりました。
次節へ向けて
前半に3度の決定機がありながら井上加菜美にことごとく防がれてしまったのは悔しいですね。ボニータも髙橋美春のファインセーブで無失点で終えただけに勝ち点3をもぎ取りたかった。
ただ、前節名古屋戦では猛攻を許すもオウンゴールの1失点のみ。
今節は無失点で抑えました。
ゆえに、守備面ではポジティブです。
ボニータのゴールと勝利で選手達が喜ぶ姿が早く見たいですね。
次節もアウェイゲーム。4月13日愛媛FCレディースと対戦です。
今季初勝利を掴みましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
静岡SSUボニータのファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
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