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アバンギャルディの「ゲワイダンス」が素晴らし過ぎる

普段YouTubeを何気なく観ていると、こんなのもオススメですみたいな感じで流れてきますよね。

大体自分の視聴履歴から興味のありそうなものが流れますが「ああ、はいはいこんなのもあるのね」と言った感じで軽ーく観ていくのが通常。

しかし先日、

「えええええ?」

と引きつけられた動画がありました。

これです。

アバンギャルディの「ゲワイダンス」

17人おかっぱのダンサーが、TM NETWORKの名曲「Get Wild」に合わせて踊る。

とにかくその「シンクロ」具合が半端ない。

人間の成せる技なのか?
緩急があっても、寸分の狂いもない動き。

そしてなによりカッコイイ!

1970年代生まれの私にとって、TM NETWORKの「Get Wild」はそりゃあ刺さります。

そして、「Get Wild」のテーマソングだった「シティーハンター」の主人公冴羽リョウを意識した銃を構える振付けが堪らなく好き。

そしてコートの裏は真紅の赤。

コートを左右に揺らしながらその赤色を見せつつキレキレに踊る姿に一気に惹かれました。

こんなこと書いていると、

「アバンギャルディ知らないの?おじさんはこれだから困るよ。」

という声が聞こえてきそうだが、

「ハイ知りませんでした。」

でも、これはイイ。メチャカッコイイ。
今更ながらハマりそう。

この「ゲワイダンス」。

調べてみると、5月28日からNetflix映画で鈴木亮平主演で『シティーハンター』が公開されたことにあわせて構成されたもの。

主演の鈴木亮平も加わったバージョンもイイ。

ダンスのカッコよさ、ダンサーと鈴木亮平さんの満面の笑みのギャップがコミカルさを感じさせてくれてより楽しめる。でもダンサーの笑みはちょっと怖さも漂わせた笑顔なんですよね。


さて、知っている人の方が多いかもしれませんが「アバンギャルディ」とは。

バブリーダンスの振付師、akaneプロデュースによる
17名で結成されたダンスチーム。
2022年に発足し、「謎の制服おかっぱ集団」として
TikTokやInstagramで世界中から人気を集めている。

アバンギャルディ公式サイトより

「ああ!あの登美丘高校ダンス部の!」

あの荻野目洋子のダンシングヒーローを振付したakaneさんプロデュース。紅白歌合戦にも出ていたし、さすがの私もバブリーダンスは知ってました。

あのキレッキレのダンスは、アバンギャルディに通じるものがあるなと妙に納得しました。



YouTubeでその他の動画も見たんですが、何がイイって選曲がイイ。

これまでキレキレのダンスを見かけても「凄いなあ」とは思うものの、あまり刺さらなかった理由の一つとして、

知らない曲で踊っているから。

大体が洋楽。

知る人ぞ知る洋楽とか、洋楽に全く興味ない私にとってはその時点で興味半減するんですよね。

でも、アバンギャルディの選曲する曲はこんな感じです。


渡辺真知子、井上陽水、大黒摩季。
渋すぎるだろ(もちろんいい意味で)。

特に井上陽水の「少年時代」でダンスするグループ初めて観ました。
でもこれがまたイイ。コミカルな中にも曲の世界の子供の頃の郷愁も漂わせていて感動すら覚える。

なぜこのような選曲や、おかっぱ頭なのか?プロデュースのakaneさんは、ダンスNo.1決定戦『THE DANCE DAY』に出場も踏まえ以下のように語っています。

akane:私がもともと昭和の歌謡曲が好き、ということもありますが、『THE DANCE DAY』では日本の楽曲しか使用できない規定があるため、「これはもう私の好きな歌謡曲にしよう」と思いました。そして、「昭和歌謡を選曲するのなら、相応しい衣装は何か?」と考えた時、「ジャンパースカートのような懐かしさを感じられる制服で、おかっぱ頭ならマッチするだろう」と頭に浮かびました。

Real Sound|リアルサウンド テックより

ここ最近は元々見ていたJリーグやなでしこリーグのサッカー動画に加えて、アバンギャルディの動画ばっかり見ています。

冒頭のゲワイダンスは何回見返したかわからないくらい見てしまいました。

近くで公演やんないかなあ。推しが増えそう・・・・。


最後までお読みいただきありがとうございました。




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