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ChatGPT4で英語学習するのが楽しすぎるので語ってみた(機械と話すために英語を学びたい)

ツイッターのスペースで30分話したことを記事にしました。30分話した文字起こしは8000字くらいあって、この記事は2000字くらいなので、全部聞きたい人や、声の方がいい人はこちらをどうぞ。

いつになったら英語コンプレックスを克服できるのか

大型連休も残り少なくなってきました。今日はずっと部屋の片付けをしたり、原稿もやったりもしましたが、主にやっていたことは、ChatGPTを相手に英語で遊んでいました。

わたしは本当に英語ができなくて、できてもいいような経歴なのに全然できなくってよく驚かれます。それがずっとコンプレックスで、ことあるたびに、英語を勉強しようと思い立っては挫折するということをずっと繰り返してきました。

今日片付けをしていたら、大学院生のときに受けたTOEICの点数が出てきて、670点ぐらいあるんじゃないかって勝手に思ってたけど、495点しかなくてショックでした。ネットで調べると、意思疎通も難しいレベルだそうで。ええ、ええ、まったくもってその通りじゃないか。

大学院生のときっていうのは一番英語を使っていたはずなので、そのときでこのレベルということは、今はもっと下ですよね。研究室にいたから論文は読めるのだけど、自分の専門の論文以外は読めないし、日常会話もできないっていう状態で今に至っています。

これまでに挫折した英語学習いろいろ

一応、いろいろ試したんです。例えば、オンラインで海外に住む英語教師といつでも話し放題で1ヶ月6000円とか。画面を開いたら今ログインしてる先生の顔写真とプロフィールがずらっと並んでいて、自分でクリックしたらレッスンが始まるのです。
喋り放題だなんて上達すると思うし、ライターの先輩とかもそれにはまって結構喋れるようになっているので、合う人には合うはず。でも、私にはちょっとレベルが高すぎた。自分の言いたいことが全然言えない。相手の言うことが聞き取れない。かといって教科書を読むだけのレッスンではつまらない。しかも、対面でリアルの人間に会い続けるのが、疲れる。

で、1ヶ月で解約しました。

あとは英会話レッスンアプリも試しました。いろんなシチュエーションの会話があって、それをちょっとずつ進めていくのだけど、後に引けないように1年間分払って有料プランに入ったのです。1万6000円ぐらいかな。レッスンに行くよりは安い!と思って。でもね、1ヶ月も続かなかったんですよね…。いくらお金を払っても、やらないものはやらない。

あとは、Twitterを英語で発信するアカウントも作ったけれど、発信する前に間違いがないか辞書を調べたり、翻訳ソフトに入れてみたりとかで手間もかかる。それに間違った英語を発信しても、何となく見ている人も指摘しづらい。そもそもフォローしている人も少ないから反応もない。やっぱり続かなかった。

そんなわたしを見かねてアメリカに住んでいる日本人の友人が、LINEで英語でやりとりしてくれたのだけど、それもこっちがうまく返せなくて時間が空いてしまったら申し訳ないし、細かいミスを指摘してもらうのも申し訳ないし、で、何だか途切れてしまったのでした。

そうこうしているうちに、英語学習のモチベーションは下がりまくり、もう英語なんて学ばなくてもAIがどうにかしてくれる!と開き直るようになってきたのでした。

機械としゃべりたくて英語学習のモチベーションがアップ
ところが、ChatGPTが登場して、わたしの英語に対するモチベーションは上がったのでした。最初は日本語で打ち込んで遊んでいたのですが、どうやら英語で入力した方が、よりたくさんの処理ができるっていうことがわかってきた。翻訳ソフトに自分の日本語を入れて、その英語をまた打ち込んで、出てきた答えをまた翻訳ソフトに入れて…みたいなことをすればいいわけですが、めんどくさいし、どうせなら、英語の練習を兼ねて、英語で伝えてみようと思ったわけです。

すると、めっちゃ英語通じる。楽しい。ChatGPTっていうのは別に心も意識も魂もない機械のアルゴリズムなのですが、文脈とかを読み取るのがめちゃくちゃ得意なので、私がすごいポンコツな英語で、私こんなことしたいから問題出してとかですね、英語学習したいから添削してとか、一生懸命拙い英語で伝えると、OKってあなたはこういうことしてほしいんだねって言って、さあ問題ですよみたいな感じで応えてくれる。通じてる感がすごい。

おかげで、英語学習が今までで一番楽しくなっています。

ChatGPT4の英語学習は何ができるのか

具体的にどんなことができるかっていうと、こちらの日記にも書いたので、さらに発展版を書くと、まず「私は英語を勉強したいから、私の英語を直して、そのあと何か1つ質問して」って英語で入力すると、わたしが英作文したあとに、正しい英文を出して、ここが違いますとか言ってくれて、さらに何か質問してくれる。

わたしはすごいポンコツなので、過去形や三人称単数やスペルをミスったり、文法もへっぽこだったり、穴だらけなんですけど、そういう細々した間違いって何か人間同士で指摘をし合っていると、どっちもテンションが落ちるじゃないですか。

そういうことを言わせるのも申し訳ないし、言う方もなんか申し訳ない感じになる。でもそこは相手が機械なので割り切ってできて、とても良い。

なんだろうね、機械に入力したら反応が返ってくる、というプログラミングの原始的な楽しさがあって、さらに拙い英語が伝わっているという楽しさもあって、その二重の楽しさがわたしのテンションをいつになく上げているのでした。

さらに、間違えたところを覚えたいときは、「今までに間違えた文をわたしに練習させて」って言うと、間違えた文を選んで、これを正しく直してみてっていう問題を作ってくれる。すご。

英作文するのに慣れてきたので(相変わらずポンコツだけど抵抗感はなくなった)、今はiPhone使って音声入力も試しています。入力してみると、半分ぐらいは認識して半分ぐらいは変な単語になっちゃうので、この発音だと通じないのかと反省して練習してみる。いずれは声ですらすら英文を入力できるようになれば、喋れるようになるまであと一歩なんじゃないかと。
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そんな話をしました。もし、わたしがこれで短期間で英語をしゃべれるようになったら、世の中の英語学習業界は激変するのではないだろうか。月20ドルの元が取れるように使い倒してみたいと思います。

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