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chatGPTが作る未来―ユートピアもディストピアも、使ってみないと見えてこない。

はーい、みなさん、chatGPTで遊んでますか? まあ、あれよね。みんなが盛り上がると「けっ」ってなるよね。わたしはGoogleが出てきたときも、iPhoneが出てきたときも、「けっ」ってなってた側なのですが、今回は飛びついたよ。だってこれ、早く使って遊んでマスターしておかないと、まずい気がする。わたしのゴーストがそう囁くの。

chatGPTは文章生成プログラムで、テキストで質問すると答えてくれたり、文章を要約してくれたり、質問を作ってくれたりするのだけど、その文章がかなり滑らか。これは近い将来GoogleやiPhoneなみに浸透するに違いない。だって使い方が簡単なのだもの。イラストや写真の生成プログラムが出てきたときと同様、ある種のライターはいらなくなると思う。

イラストレーターも写真家もライターも、職業として生き残るのは、機械に思い通りに自動生成させるコマンドを入力できる人か、機械では生成しきれない細かな希望を反映させてオーダーメイドの作品を作れる実力者か、唯一無二のオリジナリティをもつアーティストだけになるのではないか。

しかし機械は真似が得意だし、組み合わせて今までにないものを作るのだって無限にできるからアーティストの座も危ないかもしれない。

そんな感じで、どちらにしてもchatGPTが何ができるのかを知っておかないと、戦うことも共存することもできないし…。月20ドルの有料版chatGPT4に入ったよ。ええい、自己投資。無料でもできるけど性能が段違いと聞いたので。

今のところ、わたしの使いこなしレベルが低いので、chatGPTちゃんは「そりゃまあそうだろ」みたいなことしか言ってくれない。でもまあ、白紙の原稿を向き合っている最も億劫なときに構成を作るアシスタントになってくれないかと期待している。chatGPTの生成した文章をそのまま使うことは絶対にない。つるんとしていて生理的に無理なので自分の文章には入れられない。でも、chatGPTが書いたのを見ていると、「ああもう!そうじゃないよ!ちょっとわたしにやらして」という気持ちになり、あれだけ億劫で取り掛かれなかったのに、とたんに書き始められる。

あとは、英会話練習の相手になってもらっている。間違ったら訂正してって頼みつつ。これはまあいいかも。機械相手なら、返事をどれだけ待たせてもいいし、気を使わない。

そして今日は、わたしの潜在的な願いを言語化するために質問してって言ったら、超ヘビーな質問が9個も返ってきた。で、がんばって答えたら、それをつなげて「言語化しました!」ってドヤ顔されたけど、それ言語化したのわたしですから! でもまあ、ひとりじゃやらないので、お尻叩き役として有能なのではないだろうか。

さて、グダグダ書いたこの文章を、chatGPT4に要約してもらうか。

「chatGPT」が話題になっており、その使いやすさや便利さからGoogleやiPhoneのように浸透すると予想しています。イラストや写真の生成プログラムと同様に、一部のライターが必要なくなる可能性があると指摘しています。しかし、機械は真似が得意であり、アーティストの座も危ないとの見方も示しています。そのため、chatGPTの能力を知ることが重要であると述べており、作者は有料版chatGPT4を利用しています。現在はまだ使いこなせていないものの、記事構成のアシスタントや英会話練習相手として活用しており、言語化やお尻叩き役として有能だと評価しています。

chatGPT4で上の文章を要約

…ばっちりじゃん。2秒くらいでこれよ。ちょっと、気持ち悪いぞ…あれだな…。もっと長い文章も要約できるようになったら、1冊分の文章をまるごと入力して要約作って、「読書した」って言いだす人たちが出てくるかもしれないな。死に物狂いで何万字も原稿を書いて本を作っている立場からしたら、何というひどい未来だ。

でも何だかそれって、食事から栄養を取るのをやめて、全部栄養素の錠剤で済ますようなものだ。無駄なものを省けば省くほど、生命は、原始的になっていくんだと思う。外界に反応するだけの単細胞生物に近づいていく。わたしたちはこれからしっかりと目と心を開いて、何をそぎ落とし、何を豊かにするべきなのか、見極めなくてはならない。

chatGPTが作るユートピアもディストピアも、使ってみないと見えてこないのかもしれないなどと、思っています。またレポートしますね。

※ちなみにトップ画像はCanvaのイラスト生成ツールで作りました。キーワードは思いつくまま「AIと一緒に暮らす未来 若い美しい少女の全身像 後ろ姿 近代都市 クール 機械」。思い通りのイラストを生成するのは難しいけど、出たとこ勝負のポンってやって何度か試していいのが出たら採用というやり方は、機械に発想を耕してもらっているというか。不思議な感覚。

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