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「stf ファイル」を用いて日本語のメタデータを英語に翻訳してみた

テーマ

「stf ファイル」を用いて日本語のメタデータを英語に翻訳する方法を
紹介する。
※カスタム表示ラベルも翻訳できる

手順

①stfファイルをSalesforceからエクスポートする。
 ※翻訳ファイルには XML Localization Interchange File Format
  「 (.xlf) ファイル」もある

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②Classicのドキュメントからエクスポートされたstfファイルを
 ダウンロードする。
 ※エクスポートできたstfファイルはClassicのドキュメントに
  保存されている。Lightningでは格納場所はなさそう。

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③stfファイルを編集する。
 ※編集方法はSalesforce ヘルプの抜粋を張り付けてご参照ください
 抜粋に記載してあるように、翻訳を編集したい場合は編集パータン1を、
 新規翻訳を追加する場合は編集パータン2を参考にする。
 今回は編集パータン2の翻訳の新規追加を行ってみた。

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③-1英語のstfファイルをVisual Studio Codeで開く。
  ※テキストエディタでも開けるが、個人の好みでVisual Studio Codeで
   開いた
   ファイルには#はコメントのようなもので、インポート時に
   実行されない。私の場合は、説明文はそのまま残し、編集した。

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③-2期限切れと未翻訳のセクションで翻訳する対象をExcelに張り付けて
  編集する。

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③-3メタデータの列と翻訳の列を切り取り、先ほどVisual Studio Codeで
  開いたstfファイルに張り付けて保存する。

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③-4stfファイルの要求実行に達しているかを確認する。そのために、保存したstfファイルをテキストエディタで開き、確認する。
※stfファイルを編集する時の注意事項は:
 ・メタデータと翻訳はタブで区切り
 ・↓で改行

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④翻訳済みのstfファイルをインポートする。
   ※インポート結果はメールアドレスに届く
  以下のような「翻訳のインポート完了」のメールが届いたら、
  インポートが成功したことが分かる

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⑤翻訳した言語を設定して翻訳内容を確認する。
 今回は以下の内容を確認できた

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まとめ

「stf ファイル」を用いて日本語のメタデータを英語に翻訳する方法を使用すると、翻訳設定は手動設定をしなくなるね。
翻訳設定が必要となるとき、ぜひ上記の方法を試してみてくださいね。
もし他にベストプラクティスがあれば、コメントしていただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
もし分からないことがあれば、コメントしてください!
少しでもためになったらいいねしていただければ嬉しいです^^


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