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江戸の「息づかい」を感じてみませんか
14年も前になりますが、江戸時代に使われたことばを学ぼうと、講談社学術文庫『江戸語の辞典』(前田勇編、1979年)を読破することにしました。
文庫本なのに、1067ページもある分厚さ。約3万語が収録されている、すごい本なのです。
用例を読むと、その時代に生きた人の息吹が感じられました。そこで、一行も飛ばさずに読む、と決めて、持ち歩いていました。
一度目は、4か月半かかりました。
読み終わったのに、頭の中には何も残っていない。そこでもう一度、今度は赤いボールペンで線を引きながら、3カ月で読み終わりました。
心惹かれたのは――
・江戸の暮らしが目に浮かぶことば
・現代語の知られざる語源
・色っぽい言葉
でした。傍線を引いた言葉の中から1語ずつ、ツイッターで紹介するようにしたのは、2011年1月のことです。
140字以内で、1日1語。
東日本大震災による投稿中断をはさみながら、100語をツイートしました。投稿終了後、10語ずつまとめて、Facebookでも紹介したことがあります。
あれから、ずいぶん時間が経ちました。
東京から福岡に帰ることになったのをきっかけにnoteを始めたので、これから一語ずつ再々掲してみようと思います。
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