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私の好きな江戸ことば

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名著『江戸語の辞典』から、江戸時代の人々の息づかいが感じられる言葉をピックアップ。ほぼ1日1語のペースで紹介していきます。
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2020年7月の記事一覧

金左衛門と改名しました(noteで)

やってきた外国人が、口をそろえて驚きを隠せない国。 「不機嫌でむっつりした人には、ひとつとて出会わなかった」 「店頭や店内で、はだかのキューピッドが、これまた裸に近い頑丈そうな父親の胸にだかれているのを見かけるが、これはごくありふれた光景である」 それは、幕末の日本です。 「世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ、そして子供のために深い注意が払われる国はない」 「いい大人たちが、小さな子供に交じって、凧を揚げたり独楽を廻したり羽をついたりするのは、まことに異様な光景」