お前がカリスマだ

カリスマ 黒沢清

森の中での論争と紛争。カリスマと呼ばれる一本の樹。そしてサイケな登場人物達。狂ってた。だけど、どこかしょうもない争いを繰り返す世を皮肉ったようなメッセージ性も感じる。
世紀末1999年、終幕説などがあっまという時代性も考えると、凄まじい世界観だった。
黒沢清監督・役所広司さんの刑事役というのもあって、全体的に覆われてる薄暗いフィルターが『CURE』を想起させた。
分からない部分が多すぎるから何度か観ないと咀嚼できなそうなので。また観たい。

CUREといい、ファッション・配色・シルエットがとても美しいよね。

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