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まる裏俳句甲子園!その5 大会当日懇親会 勝っても酒だ!負けても酒だ!

「俳句甲子園って激論交わし合う時にマイク持っている手がぶるんぶるん震えて凄いじゃないですか、そうじゃない子も居ますけど。負けたら大泣きで、なんだかテレビじゃなくて松山で見てみたいなって思いますよね」
「大人の場合はね、お酒を飲んで楽しくわいわい話し合う感じなんですよ〜」
「そうなんですか〜」
「楽しいから松山に鯛めし食べに行こうよー」

さて、大会が終わりまして会場を後にしたおばさんズ「チームそだね〜!」は道後温泉商店街を中心に懇親会の時間までお土産探し。

私が購入した靴下など。
狂ったとしか思えないラインナップ。

市電に乗りたくて乗車しました。一回160円だったかな?市電の駅にスタバが入っていてステキない感じでした。

懇親会の会場は俳句甲子園の会場近く。大街道のバイキングレストラン「八兵衛」お土産探しに時間を取られてしまい会場に着いたら満席に近い。人がぎっしりでおばさんズはバラバラに座ることになりました。

美味しかったです。とても〜。

イチオシはコレ。トマトソースがかかっているけど「鯛」。何をしても鯛は美味しい。

優勝者の挨拶や色々な人にマイクが渡って行きます。俳句の集まりとは思えぬ賑々しさで、ちょっと煩いくらいでした。_(┐「ε:)_

隣に座った北野きのこ氏。話を聞いたら獣医師。と言うことはこの北大ではない感じは「酪農大でしょう?」あたり!私と同じ大学の出なのでありました。大型動物を扱っている雰囲気がシマス。酪農大句会が出来るかもしれませんね。

優勝して嬉しい弁を語る五十嵐先生。審査員でもやっぱり北海道チームの優勝は感動されたようでした。そして夏井いつき先生にマイクが渡されました。

「一回も本戦に残れない青山酔鳴以下二名が北海道チームの二軍にも関わらず勝ち残って舞台に上がった。舞台に上がった最初に皆さんが酔鳴がマイク握ったときにしゃべったことは冗談だと思っていたでしょう?ガラにもなく今までに本気で珍しく見たこともなく緊張して震えてやがんの。懺悔します。私はそれに気が付いた時審査員にも関わらずあの瞬間に舞台に上がって青山酔鳴を抱きしめたかった!アンタの苦労は五十嵐より私のほうが知っている!裏方の人が泣いていいんです。実力で褒められる日が来るというのがまる裏俳句甲子園です。どれだけ献身的に北海道の俳句界の自由の為に尽くしていることでしょう。山ほどの拍手をお送りください!!」

会場はもう酔鳴さんにつられてもらい泣きになってしまい(本当に酔鳴さんだけが泣いている訳ではなくみな涙を拭く光景だらけ)お酒を飲む状況ではなく松山の夜はこれにて解散になったのでした。
勝ったら大人でも泣くんじゃ
酒など札幌に帰ってからでも飲める。

勝利の余韻にふける夜となりました。

そんな訳で、
用意した胃薬も空振りな意外な程に飲まなかったというオチなのでございましたよ。

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