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あしらの俳句甲子園2024その3 前夜祭だべや!

 あし俳には前夜祭がございます。
 千歳空港へたどり着いた北野きのこ以外にも他の面々も早朝3時くらいから動き始めた北海道のメンツは松山入り&来る事が出来ないかも?と思っていた北野きのこ氏がたどり着いて安堵し過ぎ気が抜けて疲労困憊。       

 既に机のある場所には人が座っていたので北海道チームは後方の机が無い応援席ブースに腰を下ろす。
 北野きのこはネットの句友さんに会えた喜びを爆発させて話し込んで
我々とは遠い場所に座っている。チームの紹介のマイクが回りだした。
 押しうちわをヒラヒラさせたりコスプレなどして浮ついた感じだ。
 一句一遊の天の句の俳句をTシャツにプリントした人も居て強者揃いなのが見て取れる。
 慌ててチームリーダー北野きのこ氏が走って北海道エリアに戻ってきた。

 「ここらへんが北海道二チームです」と言われ皆マイクを持つ。
 「まいどお馴染みの雪うさぎ、青山酔鳴です」
   「Fよしとです」
   「島崎寛永です」
あっさりとした紹介を終えた雪うさぎ。
 「近くの空港からは飛ばなかったので千歳空港400キロ運転してなんとかたどり着いた北野きのこです」
 「北野きのことは大学が同じでラジオでは(酔鳴と愉快な仲間たち)を名乗ってますが、イタックをほんわり言いたい梨山碧です」
「花河童と名前を変えました(どよめき)幼いころ河童のモノマネが得意でした」そしてきのこ氏に再度マイクが回る。
「蝦夷のきのことしては3回参加してますが、2回くららさんと一緒でしたが体調不良と言う事で今回はこのメンバーで頑張ります。くららさんは札幌から応援してくれてます」
 濃い自己紹介を終え、マイクは五十嵐秀彦へ。
「なんとかたどり着きました、五十嵐秀彦です。すみっこから参加します」
 句会ライブのお題はジンベイザメが大写しになった水族館の画像である。
 数分で一句投句したが言葉に迷いがある。ヨレヨレである。ボランティアスタッフが挙手をすると俳句を取りに来てもらう楽チンシステム。

 夏井いつき組長が特選7句を選び、それから会場のみんなが挙手で順位づけして行くのだ。

こちらの画像はあし俳のXからお借りしました。

 俳句の推しの一句をマイクで述べるコーナーが始まった。
 少しゆったりとした時間になったので眠気が襲う。
 隣に座っていたFよしとがいびきをかきはじめた。着物を一人持ってきたオシャレ番長は準備に疲れたであろう。そして高齢なので仕方ない。
 一人いびきをかき始めた安心して私も船を漕ぎ始めてしまう。

 しかし突然、北海道の中から2人が 挙手をして立ち上がり一つの句を推し始めた。


「焦点は合はぬ青鮫は媚薬だ」
 寝ていたはずのFよしとと若手のホープ島崎寛永の弁が淡々と述べられる。

 作者紹介を下位から紹介するのだが、

岸本尚毅先生

6位
初旅や青々と澄む鮫のかほ
岸本尚毅先生、審査員の俳句が入りました。これはかないません。

2位ではなんと、
焦点は合はぬ青鮫は媚薬だ

五十嵐秀彦先生

 我らが五十嵐秀彦の俳句です。
なんと北海道勢が推した俳句の作者はこの方。

1位
口下手の兄から鮫の歯をもらふ

 ラジオでも良く聞くぽっぽさんの一句で数日前に亡くなったお兄さんの事を思って詠んだとの事。あしらの俳句甲子園に出る為にお葬式を待ってもらっているんだとか。実感のこもった俳句でした。

 そして十のお題の発表。そこから当日二題選ばれるのです。

 「凩」「春近し」「湯ざめ」「若水」「一月」「雑炊」「狐火」「寒禽」「吾」

 さあ、俳句を作るのがスタート。

 しかし、我らは既に居酒屋を押さえ込み飲みに行ってしまったのでありました。

初日の宴を共にする北野きのこ氏
カワハギは事前予約しておりました。

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