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月兎細口ドリップポットで淹れる|金澤屋流お家カフェVol.29

ホーロー製のポットで人気が高いのはこちらの月兎。落ち着く色味展開でどんな台所でもピタッと来るのが嬉しいですね。お値段も手頃で手始めにポットを買ってみようと選ぶ方は、多いのです。

月兎って?

月 兎 と書いて月兎
読み方はつきうさぎ ではなく ゲットと言います。
シンプルスタイリッシュなシルエットで、現代風にも見える月兎スリムポット。
実は歴史が長いのです。
なんと発売から30年以上経っても人気の衰えないロングセラー。
それもそのはず、生活用品全般を扱うメーカー「フジイ」が日本を代表するプロダクトデザイナー山田耕民氏にデザインを依頼して生まれたようで、更に由緒ある日本の琺瑯メーカー、「野田琺瑯」が形にしたそうです。オリジナルブランド月兎印が生まれました。
月兎でゲットと呼ばれ親しまれているこちらの商品は、一つ一つ手仕事によって作られているため大量生産とはいかないようですが、その出来上がる質感、
使い勝手、全てが多くの人に受け入れられ指示されてきました。
ただ、現代では手間がかかり高い技術が必要とされるため、受け継いでいく人も減っているようです。

ホーロー製のスリムポットの始まり

1980年生まれの月兎印のスリムポット。

上品な光沢に細く伸びた注ぎ口。清楚な色展開が惹かれますね。

先に記した通り、生活用品全般を取り扱うメーカー「「フジイ」がプロダクトデザイナー山田氏に依頼氏形にしたのが野田琺瑯です。

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私はキャメルが好きです。

選ぶのが楽しいカラーバリエーションと手頃なサイズ感

カラフルでありシンプル
ご家庭のキッチンでも映えること間違いなし
さらに使い心地もよし。

定番中の白、からし色を代表するキャメル、チョコレートブラウン、インパクト大の赤、スタイリッシュな黒、青・・。大きな持ち手も嬉しいところ。

家庭で使いやすいサイズ展開0,7㍑、1,2㍑

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以前販売されていた限定カラーもいい緑。

ホーロー製品の特徴

琺瑯を作るのは、手間がかかり職人がに技術がいる作業と言われています。琺瑯というのは鉄で成形したものにガラス質の釉薬を焼きつけて仕上がります。

耐性があるけど錆びやすい鉄の特性と美しいけど割れやすいガラスの特徴を兼ね備えたものとなります。

ゲットポットの内側には、耐久性の良い水性釉薬仕上げ。
サビを防ぐには毎回の水分のふき取りが重要となってきます。
長く琺瑯とおつき合いするには、このサビとも戦わなければ行けませんね。 
毎日使った方がサビを防ぐのだとか。

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特に、こちらのスリムポットは、注ぎ口の形状も繊細で熟練の職人にしか作れないと言われています。

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ガラスや陶器ほどではありませんが、衝撃に弱い部分もあります。熱伝導がよく調理時間の短縮にと言われ、他の調理機器にも使われていますね。

とても繊細なので、月兎スリムポットは、直火OKですが、電磁器、レンジや食洗機には対応していません。直火でも焦がさないよう注意が必要です。

使い心地は?

細くは注げますが、ポタポタっという点滴は難しいですね。

急須スキッターと呼ばれる、急須用のスキッターを注ぎ口につけてドリップしたことがありますが、こちらは、サクサクっと点滴できました。

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お湯を8分目まで入れた時 半分位で入れた時 では

注ぎの細さやコントロールのしやすさが変わります。月兎の場合は満タンに入れずに最初は半分位で使ってみると、コントロールが比較的しやすくなります。ポタポタっとお湯を注ぐのもできます!傾け加減で出てくる湯量がかわるからですね。

商品ページはこちらです。↓



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