一生実家暮らしかもしれない その20

これまでのエッセイで、うつ病と診断されてからの私の人生を振り返ってきた。

我ながら実に色々なことを経験したと思う。

もし仮に正社員として働こうとしても、履歴書が穴だらけで難しいだろう。
また疲れ果てて辞めざるを得ない可能性も高い。

社会人になってからの間は本当に苦しかった。
「何でこんな目に遭わなきゃいけないんだ」と運命を恨んだ。

でも今となればそれも自分の視野を広げる為の試練だったのかな、と感じる。

最近は朝起きて、3食食べて、家事をして夜寝られるようになってきた。

短時間でも働こうか、とアルバイトの求人広告を見るようになった。

いつか一人暮らしができる時まで、私は私のペースで歩いていく。

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